こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「この前SNSでつながった人と、初めて会って食事したけど…」
「これって経費にしても大丈夫?」
そんなふうに、“仕事っぽいけどプライベートっぽくもある”出費に、迷った経験ありませんか?
この記事では、若手クリエイターさんに多い「SNS経由の食事」について、
経費としてOKなラインと、判断のポイントをわかりやすく整理していきます!
そもそも、交際費ってどんなもの?
交際費とは、「仕事上のつながりを深めるための飲食や贈り物などの費用」のこと。
たとえば、
- クライアントや同業者との打ち合わせ
- 仕事に関する情報交換・相談
- 将来的に案件につながりそうな関係づくり
こういった場面なら、基本的に経費として計上OKです!
ちなみに、似たような性質の「会議費」のおおまかな分け方は、
- 仕事のつながりを深める目的→交際費
- 案件の打ち合わせなどの仕事と直結する目的→会議費
といった感じ!
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SNSでのつながりも“仕事関係”に含まれる?
結論からいうと、内容次第でOKになります!
たとえば、
- 相手が同じ業種(例:漫画家同士)
- 活動の話や相談が中心だった
- 実際に仕事の協業につながった、またはその可能性が高い
こういった条件を満たすなら、交際費としての経費計上が認められやすいです。
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判断のポイントは「仕事目的があったかどうか」
大事なのは、“その食事に仕事目的があったか?”という視点。
「仲良くなったから食事しただけ」であれば、プライベート。
でも、「活動の話をした」「情報交換をした」「案件の相談があった」など、
仕事の要素が含まれていれば、経費として処理できる可能性大です。
★記録を残しておくのが安心!
- 相手の名前(本名 or アカウント名)
- 話した内容(箇条書きでOK)
- 日時・場所
こういったメモをしておくと、レシートとの整合性も取れるので、税務調査で質問されたときにも安心です!
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注意点:こんなときは経費NGになるかも
もちろん、「同業者とのご飯ならなんでもOK」ってことはなくて、
- ただのプライベートな飲み会
- 明らかに仕事と無関係(デート・友達とのごはん など)
- 「仕事の話をした」と言い張ってるだけで証拠がない
こういったケースは、経費として否認される可能性が高いので要注意…!
「なんとなくOKっぽい」ではなく、
“仕事につながる要素があったか”を振り返るのが大事です。
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Q&A:会食に関するあるあるなお悩み
Q. まだ仕事につながってないけど、話はした。経費になる?
A. その場で案件になってなくても、今後の活動や協業の見込みがあればOKです!
「交流目的の情報交換」も経費対象になります。
Q. 食事代は割り勘でも経費になる?
A. もちろんOK!
自分が支払った分だけを交際費として計上すれば大丈夫です!
レシートが手元に残ってないときは、「出金伝票」を作っておきましょう。
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まとめ │ SNS経由の食事でも、仕事目的なら経費OK!
- 交際費は「仕事上の関係づくり」に使ったお金
- SNSでのつながりも、話の内容次第でOKラインに入る
- 記録を残して、プライベートとの区別を明確にしておこう
迷ったら、「この食事は、仕事に何かしら役立ったか?」を基準に考えてみてくださいね!