ウィッグ、カラコン、コスメ代はコスプレイヤー以外の職業でも経費にできる?

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

女性がインフルエンサー化すると
よくプロデュースしてる印象のあるカラコン。

私が高校生の頃くらいまでは
かなりどぎつい印象のモノばかりだった気がしますけど、

最近(?)は普段使いしやすい
綺麗な色合いの商品も増えているみたいで、

若い人にとっては
当たり前に使うアイテムに
なっているのかも知れません。

瞳を自分が望む色に変えられるって
なかなか面白そうですよね!

コスプレイヤーなら
ウィッグ、コスメと同じくらい
欠かせないアイテムなので経費にできますが、

それ以外の仕事でも
経費にできるんでしょうか?

基本的には経費にできません!

ウィッグ、カラコン、コスメ代は
基本的に経費になりません!

仕事をうまくいかせるために
見栄えを良くすることは大事ですけど

ほとんどの方は
こういった支出がなくても
仕事ができる職業でしょうし、

普段使いできてしまうので
プライベートな出費とみられやすいんですよね…。

「カラコンしないと仕事なくなるの?」
と言われたら反論するのは難しいでしょう。

経費にするためには
仕事に関連する支出であることが必要!

仕事に関係ありそうに見えても
「その仕事をやっていなくても買うよね」
という支出は経費にすることができないのです…。

全額経費にできることも!?

ただ、例外もあるのが
税務の闇が深い面白いところです!

たとえばライブに出演する
ミュージシャンの場合、

そのライブでだけ使用する
ウィッグ、カラコン、特殊メイク代は
もちろん全額経費にすることができます!

動画配信サイトや
SNSでファンが増えてくると

イベントだったり
コラボ動画に出演する機会がありますけど

身バレを防ぐために
変装してパフォーマンスする
という方もいますよね。

ニコニコ動画とかだと
女装して演奏動画をアップする人も
珍しくないように感じます。

その変装セットを
プライベートでも使っているなら
家事按分する必要がありますけど、

仕事のためだけに使うなら
100%経費にして問題ありません!

イベント等で使ったことが分かるように!

どんな業種であっても、

今回のカラコン代のように
プライベートとの線引きが難しい経費は

仕事で使ったことが分かる証拠を
きちんと残しておきましょう!

一つの例ですけど、イベントの時に
他の出演者と撮った写真を残すだけでも

何も証拠がないより
はるかに証明力が高まりますよね。

税務調査で突っ込まれたときに頼れるのは
過去の自分が残した証拠の数々。

普段から備えるクセを付けておくようにしましょう!

 

◆新しいこと

綾鷹 抹茶ラテ。