【作業用BGMは経費になる?】個人事業主のクリエイターが迷いがちな”微妙な支出”5選

クリエイターの税金
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

日々の創作活動のなかで、こんなふうに思ったことありませんか?

「このサブスク、経費にできる?」

「作業中のコーヒー代って…?」

「買ったけど、ほんとに仕事で使ってる?」

 

この記事では、若手クリエイターが迷いがちな”グレーな支出”5選を、やさしく解説します!

 

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① 作業用BGM(Spotify/Apple Music)

作業効率を上げるためのBGM。私もよくお世話になってます!

「でもこれ、経費になるか…?」

 

業務に直接関係していれば、経費OK!

たとえば、動画編集や配信、楽曲制作の資料目的なら「通信費」や「資料代」として経費に落としやすいです!

 

ただし「私的な利用割合」が多いなら全額経費はNG。

たとえば、プライベートでも聴くけど、「日中は作業用BGMを聴きながら仕事しているな」っていうケース。

その場合は家事按分を使って、一部経費計上するのがおすすめ!

 

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② カフェでの作業代(コーヒー・軽食)

作業場所としてカフェを使ってる人、多いですよね。

私も執筆作業をするときは、よくカフェを利用してます!

 

このカフェ代も、作業・打ち合わせ・商談・お仕事仲間との親交が目的なら、経費にできます!

内容に応じて「会議費」「交際費」に分けましょう!判断基準はこんな感じ👇

  • 作業、商談、打ち合わせ目的:会議費
  • お仕事仲間との親交を深める目的:交際費

 

ただし、単なるプライベートのリラックスタイムだと経費にはなりません!

また、利用頻度が高すぎると経費性を疑われる可能性があるので、作業記録を残すのもオススメ!

 

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③ 作業部屋のインテリア(観葉植物・照明など)

お仕事へのモチベを上げるためのインテリアって、ついつい買っちゃいますよね!

 

そんなお買い物も、「”作業部屋”の環境づくり」に関わるなら、経費OK!

仕事に集中するための空間づくりとして、「消耗品費」として処理できます。

 

ただ、お仕事に使っていない部屋のインテリアや、

生活的要素の強いリビングのインテリアは、プライベート扱いになる可能性が高いので注意!

 

④ 電子書籍・Kindle本(趣味と勉強の境界)

電子書籍ってスペースを取らないので、

創作に役立ちそうな本、つい買っちゃいますよね…!

 

そういった資料も、仕事に関連する内容であれば、「新聞図書費」や「資料代」で経費OK!

参考資料、技術書、業界研究などはもちろん、創作インスピレーションになるものも含めて大丈夫です。

 

とくに漫画家さんやイラストレーターさんは、

一見趣味っぽいマンガ代も、きちんと仕事に活かせば全額経費にして大丈夫です。

 

ただ、完全にプライベート用の書籍は、職業問わず経費に認められないので、

経費化するときは「〇〇で使っている」という証拠を残すようにしましょう!

 

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⑤ 作業環境グッズ(クッション・加湿器など)

身体への負担軽減や、集中力UP目的で、

フットレストやアロマディフューザーといった快適グッズを購入する人も多いと思います。

 

椅子のクッション、PCスタンド、デスクライト、加湿器などは「消耗品費」で処理できます。

もちろんフットレストアロマディフューザーもOK!

 

作業に必要な「環境投資」と考えれば、しっかり経費になります。

ただ、 「日々の癒しグッズ」「オシャレ目的」になると判断が分かれることもあります…!

 

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まとめ │ 微妙な出費こそ、”使い方”次第で経費になる!

  • Spotifyやカフェ代も「目的・使用割合」によって経費OK
  • 感覚ではなく、「仕事と関係あるか?」が判断基準
  • 迷ったら按分・メモ書き・伝票添付で備えよう

「グレーだけど、仕事に使ってる気がする…」という出費こそ、正しく記録すれば経費にできます。

不安になったときは、税理士に気軽に相談してくださいね!

 

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