こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
日々の創作活動をしているクリエイターさんから、こんな質問をよくいただきます。
「作業中に聴いてるSpotifyって経費になりますか?」
「カフェで作業するときのコーヒー代はどうですか?」
経費にできるかどうか微妙な支出って、判断に迷いますよね。
この記事では、クリエイターさんが迷いがちなグレーな支出5つを、
経費になるケース・ならないケースに分けて整理します。
① 作業用BGM(Spotify/Apple Musicなど)
作業効率を上げるための作業用BGMとして利用するサブスク費用。
私もよくお世話になってますが、これも使い方によっては経費にすることが可能です。
たとえば、動画編集や配信、楽曲制作の資料目的なら、
「通信費」や「資料代」として経費に計上できる可能性があります。
ただし、「私的な利用割合」が多いなら全額を経費にすることはできません。
たとえば、プライベートでも聴くけど、「日中は作業用BGMを聴きながら仕事しているな」っていう場合は、
家事按分を使うことで、一部であれば経費計上できる余地があります。
② カフェでの作業代(コーヒー・軽食)
作業場所としてカフェを使ってる人、多いですよね。
私も執筆作業をするときは、よくカフェを利用してます。
このカフェ代も、作業・打ち合わせ・商談・お仕事仲間との親交が目的なら経費にできます。
内容に応じて「会議費」「交際費」に分けましょう。
判断基準はこんな感じ👇
- 作業、商談、打ち合わせ目的:会議費
- お仕事仲間との親交を深める目的:交際費
ただし、単なるプライベートのリラックスタイムとして利用する場合は経費にできません。
また、利用頻度が高すぎると経費性を疑われる可能性があるので、
毎日のようにカフェを利用している場合は、仕事の実態があることを証明できるようにしましょう。
③ 作業部屋のインテリア(観葉植物・照明など)
お仕事へのモチベを上げるためのインテリアって、ついつい買っちゃいますよね。
そんなお買い物も、「作業部屋の環境づくり」に関わるなら経費にできる余地があります。
基本的には「消耗品費」として処理すればOK。
ただ、お仕事に使っていない部屋のインテリアや、
生活的要素の強いリビングのインテリアはプライベート扱いになる可能性が高いので、
経費に入れないようにしましょう。
④ 電子書籍・Kindle本(趣味と勉強の境界)
電子書籍ってスペースを取らないので、
創作に役立ちそうな本を衝動的に買っちゃいますよね。
そういった資料も、仕事に関連する内容であれば「新聞図書費」や「資料代」で経費にできます。
参考資料、技術書、業界研究などはもちろん、創作インスピレーションになるものも含めて大丈夫。
とくに漫画家さんやイラストレーターさんは、
一見趣味っぽいマンガ代も、きちんと仕事に活かせば全額経費にすることが可能です。
ただ、完全にプライベート用の書籍は、職業問わず経費に認められないので、
経費化するときは「〇〇で使っている」という証拠を残すようにしましょう。
⑤ 集中力を上げるためのグッズ(クッション・加湿器など)
身体への負担軽減や、集中力UP目的で、
フットレストやアロマディフューザーといった快適グッズを購入する人も多いと思います。
椅子のクッション、PCスタンド、デスクライト、加湿器などは「消耗品費」で処理できます。
もちろんフットレストやアロマディフューザーもOK。
ただ、 「疲れを癒すための健康用品」などは仕事のために必要なものと認められにくいので、
マッサージ機や筋トレ用品は経費に入れないようにしましょう。
Q&A:経費に関するよくある疑問
Q. 仕事とプライベートで兼用している支出はどうする?
A. 家事按分(かじあんぶん)で、業務に使った割合だけを経費にできます。
たとえば、BGMの使用時間が仕事6割、私用4割なら6割相当を経費にするイメージです。
Q. 経費になるかどうか迷ったときは?
A. 「売上を得るための事業活動に必要だったか?」を基準に判断しましょう。
判断に迷う場合は質問リストのようなものを作っておいて、
税理士にスポット相談で確認してみるのがおすすめです。
まとめ:判断に迷う出費も、経費判断の軸は「仕事に必要か」
- Spotifyやカフェ代も「目的・使用割合」によって経費になる
- 感覚ではなく、「仕事と関係あるか?」が判断基準
- プライベートでも使う場合には家事按分を検討しよう

