こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「あれ?なんかしっくりこない…」
「この説明、本当に合ってるのかな…?」
税理士とやりとりしていて、そんなふうに感じたことはありませんか?
相手が専門家だと、つい自分の感覚や疑問を後回しにしてしまいがちですが、
税理士がいつも正しいとは限りません。もちろん、わたし自身も含めて。
この記事では、「なんか違うかも」と思ったときに税理士にどう伝えるか、について
クリエイターさん向けにやさしく紹介していきます!
税理士も人間。完璧じゃないこともある
まず前提として、税理士も普通の人間です。
得意・不得意があったり、状況によって判断が違ったり、間違ったりすることも正直あります…。
たとえば👇
- クリエイター業の税務には強いけど、建設業の税務には弱い
- 他のお客様からの情報で知識はあるけど、実務を理解しきれてない
- 説明が専門用語ばかりで伝わりにくい
経験豊富であっても、過去の事例や感覚で判断してしまうことがありますし、
お客様の質問内容とその背景をうまく汲み取れずに、間違った回答をしてしまうこともあります。
だからこそ、「間違ってるかも?」「それ、私には当てはまらないかも」と感じたら、
「ちょっと待って」と言ってしまって大丈夫です!
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「違和感」があるときのサイン
「ぼんやりとだけど、なんかしっくりこないな」ってとき、
実はそれがミスを発見するきっかけになることもあります。
税理士に説明をされると、「きっと正しい」と思ってついつい言葉を飲み込んでしまいがちですが、
無意識に違和感を抱いてるときのサインはこんな感じ👇
- 説明を聞いたあと、なぜか不安が残る
- 「それって…本当にOKなのかな」とSNSで検索してしまう
- 会話後にモヤモヤして、誰かに相談したくなる
これらはすべて「今の説明で納得しきれていない」という気持ちの現れ。
とくに、実務のことは税理士よりもお客様自身が一番知っているはず。
結果的に正しかったとしても、納得できるまで税理士に聞いて大丈夫です!
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相談しやすい伝え方のコツ
「失礼じゃないかな…」「怒られたらどうしよう…」
と思ってしまうクリエイターさんも多いかもしれません。
でも、伝え方を工夫すれば大丈夫!
おすすめのフレーズはこちら👇
- 「すみません、私の理解が追いついてないかもしれなくて…もう一度いいですか?」
- 「これって、他のクリエイターさんの場合はどうされてますか?」
- 「さっきの話、少しだけ違和感があって…確認してもいいですか?」
「理解したい」という姿勢を見せることで、相手も丁寧に応じやすくなります。
きちんと向き合ってくれる税理士なら、納得するまで丁寧に教えてくれると思いますよ。
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それでも解決しないなら、別の選択肢も
何度聞いても不安が消えない、言い方が上からで相談しにくい…
そんなときは、「他の税理士さんにセカンドオピニオンをもらう」という選択肢もあります。
医療と同じで、専門家が複数いる世界では「比較」は自然なこと。
1人の答えだけで判断しようとせず、自分にしっくりくる考え方を見つけてOKなんです。
また、「もう今の税理士に相談したくない」となってしまったら
信頼関係が完全に崩れている証拠なので、税理士変更を検討しましょう。
今はクリエイター業に理解のある税理士事務所も多くなりましたから、
きっとあなたにピッタリの税理士がいるはず!
信頼できるパートナーを見つけられると、事業にもっと集中できるようになりますよ!
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Q&A:税理士に関するあるあるなお悩み
Q. 専門用語ばかりで説明がわかりづらいです…
A. もしかしたら、あなたのことを「わかってる人」と思っている可能性があります!
恥ずかしいことではまったくないので、「基礎的なところからわからなくて…」と伝えてみましょう!
Q. セカンドオピニオンをもらったら角が立ちそう…
A. 今の税理士に、「他の税理士の意見も聞いていいですか?」とあらかじめ確認しておきましょう!
ダメ!という税理士はさすがにいないと思うので、大丈夫!
Q. 自分に合う税理士ってどう見つければいい?
A. ブログやSNSでの雰囲気、実際のやりとりの言葉選びなどから、相性を判断してみてください!
初回面談の税理士と、契約後の担当税理士・スタッフが変わったりしないかも確認しておくとベター!
まとめ │ 「ミスっぽい」「違和感ある」を隠さないで大丈夫!
- 税理士のアドバイスが絶対とは限らない。疑問があれば立ち止まって大丈夫
- 「理解したい」の姿勢で質問すれば、きっと丁寧に対応してもらえる
- どうしても合わないなら、他の税理士に相談するのもアリ
専門家とのやりとりに「違和感」を抱くのは、あなたの感覚がちゃんと働いている証拠。
お互いの信頼関係のためにも、きちんと解消するようにしましょう!