こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「ブランドのバッグや時計が欲しいけど、買うべきか迷う…」
そんな気持ちになったこと、ありませんか?
ブランドものは単なる「高いだけで無駄なもの」というわけではなく、
自己投資やセルフプロデュースの一部になることもあります。
でも同時に、冷静に考えると「これって浪費かも?」と不安になる瞬間もありますよね。
そこでこの記事では、ブランドものを買うか迷ったときの判断軸を3つに整理して、
クリエイターさん向けにやさしくお伝えします!
判断軸① 自己投資や自己肯定感の向上につながる?
「欲しいものは欲しい」って気持ちはすごくよくわかりますし、
何に対して価値を感じるかは人それぞれ違いますよね。
それでも、「あの時買って後悔した…」という浪費にならないために、
買うことで自己投資や自己肯定感の向上につながるかという点を意識してみましょう!
たとえば、
- クライアントと会う場面で身につける → 信用や安心感を与えるツールになる
- イベントや展示会で「見られる立場」に立つ → 自分をプロフェッショナルに見せる効果がある
- 撮影用の衣装や作品の小道具として活用する → 直接的に制作物に役立つ
このような使い方であれば、自己投資としての側面が強いですよね。
また、
- そのブランド品が欲しくて仕事を頑張ってきた
- お気に入りのブランド品を所有することで、仕事にもっとエネルギーを持ちたい
こういう純粋な「欲しい」を実現することは、自己肯定感の向上につながります。
これらに該当せず、「見栄を張りたい」「今有名人の間で流行ってるから」という理由で買ってしまうと、
あとあと「なんでこんなの買っちゃったんだろ…」と後悔につながる可能性が高いです。
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判断軸② 本当に「今」必要?
ブランド品のような華やかなものって、「欲しい!」と思ったときが一番輝いて見えるもの。
さらに、セール品や限定モデルを見ると、「今しかない」と、つい気持ちが前のめりになりますよね。
でも、冷静に考えると「今でなくてもいい」ケースもたくさんあります。
そこで、次のような視点で立ち止まってみましょう👇
- 今の活動や生活に直結して役立つ?
- 数か月後・数年後でも価値を感じ続けられる?
- 買うことで他の大事な投資を削ることにならない?
さらに、おすすめなのが「時間を置いて再確認する」クセをつけることです。
欲しいと感じたときにすぐ決断せず、
1週間〜1か月待ってもまだ必要だと感じるなら、本当に価値がある買い物かもしれません。
逆に、少し時間が経って熱が冷めたなら、一時的な物欲に流されていただけかもしれません。
もちろん物欲が悪いなんてことはまったくないですが、
「欲しい!」という気持ちに流され続けると、大事なお金も失くしてしまいやすいので注意しましょう…。
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判断軸③ お金の余裕と心の満足度のバランスはとれてる?
当然ながら、ブランドものは高額な買い物。
だからこそ、お金の余裕と心の満足度のバランスを考えるのが大切です!
予算を貯めて買うなら生活資金を脅かすことはないですが、
少し背伸びをして買う場合、売上が落ち込んだときに生活・お仕事を維持できるかしっかり検討しましょう。
また、高いお買い物をするうえでは満足度の持続性も大事で、
「買った瞬間は嬉しいけど、すぐに次が欲しくなる」タイプの支出は浪費に近づきます。
たとえば、「昔から欲しかった」憧れのアイテムは買ったあとも長く愛着を持てますが、
「インフルエンサーに憧れて買った」「限定モデルだから買った」ような場合や、
短期間で熱が冷めて、さらに次のアイテムに目移りしやすくなりますよね。
出ていくお金が大きく、「失敗」したときのダメージも大きいからこそ、
「ほかの誰でもない自分が心から欲しいもの」を、無理のない範囲で買うようにしましょうね!
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Q&A:ブランド品に関するあるあるなお悩み
Q. ブランド品を経費にできる?
A. 「仕事で必要だった」ことが客観的に説明できれば経費になります!
趣味嗜好で買ったものや、自己肯定感の向上という点だけでは経費化するのは難しいです…。
Q. どうしても欲しいけど、踏ん切りがつかないときは?
A. 一度「欲しい理由」を紙に書き出してみると客観視できます!
その理由を見て、「自分の本心」や「価値観」とズレてる場合は、購入するのはやめておきましょう。
まとめ │ ブランドものは「投資」かを見極めて選ぶ
- 所有することで自己投資や自己肯定感の向上につながるなら買うべき
- 「今必要か?」を確認してから決めると後悔しにくい
- お金の余裕と心の満足度のバランスを意識する