こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
お客様とメッセージのやり取りをする際、Gmail・Chatworkをメインで使っていますが、
チャットツールは税理士のような”お堅そう”と言われる業界ほど積極的に導入すべきだと考えてます!
チャットツールは税理士業と相性が良い
開業当初はGmailだけあれば十分かと思っていましたが、今やお客様に極力Chatworkを利用するようお願いするほどになりました。
Gmailであっても問題はないんですが、やっぱり連絡の取りやすさが違います。
メールの場合、前職の癖や社会的な暗黙の了解があり、以下のような文章をいちいち記載しなければなりません。
〇〇様
お世話になっております。
・・・(要件)・・・
ご確認のほど、宜しくお願い致します。
三橋裕樹
もちろんテンプレ化すれば良いんですが、内容や相手に応じて細かい修正をするのも意外と面倒なもの。
特に、一日に何回もやり取りが必要な場合には結構なストレスです…。
これに対して、チャットであれば以下のメッセージのみで済みます。
お世話になっております!(←これすらいらない時も)
(要件)
これだけ見ても非常にコンパクトなやり取りで済むことが分かるかと思います。
また、数回やり取りした最後に「ありがとうございます」とか、「宜しくお願いします」とか送る時、絵文字を一個送れば良いのも楽です。
←こんなやつ
お客様も連絡が取りやすい
税理士側の利点を書きましたが、お客様にもメリットがあります!(特にスマホ慣れしている方)
ちょっと気になることがあった時、メールの場合は堅苦しい文面を打つことが想像以上に抵抗になるため、「まぁ今度聞けばいっか」と先延ばしにしてしまい、そのまま忘れることが少なくないそうです。
また、税理士との連絡に慣れていない方からすれば「先生に失礼のないよう正しい敬語で連絡しなきゃ」と無駄に気遣いをしてしまい、連絡するのが億劫という方もいるでしょう。
顧問契約しているにも関わらず、聞きたいことをすぐ聞けないというのはなかなか勿体ない話…。
一方、チャットツールであればLINEを打つような感覚で質問・報告することができます。
新しい業務用機器を購入しようと検討してますが、いくらまでなら即時経費になりますっけ?
堅苦しいことを書かずにこのように聞けるとあれば、顧問契約の価値もまた変わってきます。
「そんな気軽に聞いて良いの!?」と思うかも知れませんが、顧問契約というのはそういう契約ですので何も問題ありません。
チャットツールを使うことによって税理士との連絡における障害が取り除かるのであれば、導入しない理由がないでしょう。
税理士は公私でアプリの使い分けが重要
ただそうは言っても、税理士にもプライベートな時間は必要なので、プライベートで使う事の多いLINEを業務に利用するのは避けた方が良いかなと思います。
特にLINEの場合は既読機能もあるので、
「メッセージは読みたいけど返信はできないから既読つけたくない…」
こんな時もあるでしょう。(別のアプリを使えば既読を付けないこともできるようですが…)
既読機能が実装されていないChatworkであればメッセージだけ取りあえず読むけど返信は自分のタイミングで、という対応が取れます。
夏休み中など、「この期間はメッセージも絶対に見ないようにしたい」という時には仕事用のアプリを消すだけで解決できるので、自分の時間を守るための手段として公私でアプリを使い分けることをオススメします。
上手く使い分けて、お客様とコミュニケーション量を増やしていきましょう!