事業を守るなら支払利息よりも交際費をケチりませんか?

融資・経営支援

こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!

融資を検討する際に気になるのが支払利息。

「借りれるだけ借りておけって言うけど、その分支払利息が増えるから無駄じゃない?」

私も融資を受ける前はこの考えを持っていましたが、

今は実際に融資を受けたこともあり、支払利息ほど大事な間接経費はないと考えています。

支払利息は事業存続の保険料

皆さんご存知のとおり、事業が潰れるのはお金が底を尽きた時です。

逆に言えば、お金が底を尽きない限りは赤字が出ていても、借金がいくらあっても事業を営むことができるということ。

だからこそ借りれるだけ借りて資金を潤沢に保つ必要がある訳ですね!

融資を受けると必ず支払利息が発生しますが、これは事業を守る保険料のようなもの。

今後安定して事業を営んでいくためには避けて通れない道だと考えましょう。

支払利息はそんなに重くない

そもそもの話ではありますが、支払利息の負担ってそんなに重くありません。

例えば、500万円を2%の金利で借りた場合

単純計算で年間の支払利息は100,000円(約8,333円/月)です。

月々8,000円ちょっと余計に払うだけで、

見ず知らずの他人が一括で500万円貸してくれるとなんてよくよく考えたら凄い話じゃないですか?

(もちろん、全額返済されるという信用が前提ですが…)

8,000円くらいであれば、安いお店で飲食した時の交際費1~2回分くらいの金額です。

事業を守りたいのであれば、支払利息よりも交際費をケチる方が優先なのは明白でしょう。

好調時にこそ借りておく

「雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」

こんな言葉があるように、事業が不調の時は金融機関も融資を渋ります。

仮に融資の希望が通っても好調時に比べて条件が悪くなるため、事業が好調の時こそ融資を受けるべきです。

好調時であれば融資の条件も良くなりますし、事業が拡大しているならその分だけ支払利息の負担感も減少していくでしょう。

「別に今は困ってないな」という時に融資を受けると、支払利息が無駄な出費に思えてしまうかも知れませんが、長期的に見れば自分を助けてくれるハズです。

支払利息をケチったがために、お金が底を尽きるなんてことが無いようにしましょう!

 

◆編集後記

人生で初めてウィンナーコーヒーを飲みました。見た感じ甘々な感じなので勇気を出して注文しましたが…想像通り甘い!!私には合わなかったです…。

放課後ていぼう日誌とゆるきゃん△観てから、アウトドア欲が一気に高まってます!

キャンプ用品や釣り具は実家に置いてあるのでどうとでもなるのですが、車まで欲しくなってきたので大変…!