こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
独立開業したからといって
税理士と契約するのは義務じゃありません。
一度も税理士と契約したことが無い人もいれば
開業数年後から解約したという人もいます。
その理由は様々ですけど
ネットで調べてみると
- 報酬が高い
- 自分でできる
- 経費にアレコレ言われたくない
こういった理由が強いようですね。
言いたいことはすっごい分かります…。
他のサービスと比べると
報酬が安いとは言いづらいですしね…。
ただ、それを踏まえても
「オイオイそのままだとマズくない!?」
と思うことが多かったりします。
知らないうちにミスをしているかも
仕訳の入力ってそう難しいものじゃないので
簿記の知識を少し学べば
わざわざ税理士に頼らなくても
自分で仕訳入力できる、というのは仰るとおり!
それはもちろん税理士も分かっているので
仕訳入力業務はオプション扱いになることが多いです。
ただ、ある程度知識がある方でも
以下のようなミスはよくあるもので…
- 売上が源泉徴収後の金額
- 現金勘定の乱用
- 資産負債勘定がマイナス残高
- 一部経費の家事按分漏れ
- 固定資産の減価償却漏れ
- 現金主義
- チャージ時に全額経費
- 消費税の課税所得区分
- 正体不明の資産負債残高
こういうのって自分一人で記帳してると
誰もミスしていることを教えてくれないので
「ミスしてるなんて思わなかった」というケースが
とっても多いんですね…。
1つ1つの仕訳が積み重なって
決算書の数字ができあがるので
どこかで大きなミスがあると
税金計算も間違っている可能性が高いです。
「自分でできる」と思っていても
蓋を開けてみると思わぶ間違いが見つかるかも知れません…。
もともと経費に入れちゃダメな出費かも
業種によっては
「え、これが?」と思うようなものが
経費に入ってたりします。
ゲームアプリへの課金額や
動画撮影用に買った小物とかはその代表例ですね!
そのため本人は仕事のためだけに買った物を
税理士の理解が浅く経費から外された
もしくは税理士が保守的で
税務調査で否認されるとしか言わない
なんてことも実際あるんだとは思います。
ただ、よほど頑固な税理士を除けば
もともと経費じゃない可能性が高いです。
というのも税理士が経費の判定をするとき
まずはお客様の職業を踏まえてヒアリングするので
頭ごなしに「これはダメ」と
否定してくることって滅多にありません。
(私の知る限りでは…)
経費から外すことになったとしても
必ずその理由をお客様に伝えて相談するハズなので
「納得できない」という結末になることは
なかなか考えにくく…。
もしお客様の話を聞いてくれない税理士なら
一日でも早く契約解除するべきですけど
あるべき処理に正そうとしてくれているときは
「そういうものだ」と理解しましょう…。
報酬が高いかどうかは価値観によるかも
そして金額だけ見ると
「高い!」と言われても仕方ない税理士報酬。
こればっかりは
お客様の価値観に依存します…。
年間1,000万円以上利益を出してても
丸投げプランの年間10万円が高い感じる方はいますし
売上が1,000万円未満でも
顧問料月額20,000円を払ってくださる方もいます。
ただ、考えてほしいなと思うのは
「税理士ってどんなサービスをしてくれるんだろう」ということ。
そしてサービス内容を見たときに
「え、こんなにお願いできるの?」と感じたら契約する。
このくらいシンプルなスタンスで良いんじゃないでしょうか。
〇〇さんが言ったからいらない
本に書いてあったからいらない
それを信じるのは自由ですが
選択責任を取る人は自分以外にいませんから
あくまで自分に必要かどうかで
判断するようにしましょうね!
◆新しいこと
リモート対応していたお客様と初の対面打ち合わせ。