こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
7年前(平成25年)のデータになりますが、内閣府の調査によると日本人の自己肯定感は先進国の中でもかなり低いようです。
(特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~より抜粋)
このデータ自体には馴染みがなくても、多くの人は「日本人の自己価値はかなり低い」といった記事を見たことがあるのではないでしょうか。(その記事内におけるデータの引用元がこの調査です。)
自己価値が低い = 劣等感が強い ということ。
一般的には好ましい状況ではないですよね…。
ただ、私は劣等感を抱いているからこそ前に進める時があるんじゃないかと思ってます。
失敗したからこの業界に進んだ
私は現役時・浪人時ともに、第一志望だった早稲田大学に受かることができませんでした。
今にして思えば落ちて当然といった感じの実力だったのですが…当時はそれが悔しくて悔しくて。
ただ、私の人生においては良かったことでもあります!
「大学受験に失敗したら劣等感から逃れるためにいつか公認会計士になる」ということを受験前に決めていたので、失敗したおかげでこの業界に進むことが決まり、試験にもなんとか合格。
今では独立開業する身になりました。
早稲田に合格したらまた別の人生があった訳ですが、それでも今のキャリアに不満がないということは結果として正解だったのでしょう。
変わろうとするのは悪いことじゃない
私もそうですが、自己価値の低い人は毎日、毎時間、毎分のように「こんな自分じゃ嫌だ」と考えています。
幸せを実感していないという点では良いことではないでしょうが、
今の自分が嫌 ⇒ 変わりたい と思う事が悪いとは思いません。
スキルが無いのが嫌だから勉強して資格を取る。
モテないのが嫌だからオシャレする。
人に不快な思いをさせるのが嫌だからコミュニケーション力を上げる。
劣等感に苛まれて塞ぎ込んでしまうこともありますが、変わりたいと思うからこそ行動を起こす訳です。
バネにすれば少しは状況が良くなる
劣等感をバネに行動を起こしていけば、自分の置かれている状況が少しは良くなる可能性があります。
勉強をすれば収入があがるかも知れないし、
コミュニケーション能力を磨けば友達が増えるかも知れない。
「現状のままで良いや」と思っているより遥かにレベルアップできる気がしますよね。
今すぐ劣等感を解消しようとしても意識を消すのは難しいですから、
「今はレベル20だから勝てないだけ。3か月後までにレベル25になって倒そう」くらいの感覚で劣等感と付き合いながら行動を起こす方が有益です。
レベル25になったらまた別の悩みが出てくるかも知れませんが、そうしたらその時また考えましょう笑
◆編集後記
学生の頃、携帯電話の新しい機能にワクワクしていたあの感覚を取り戻すべく、最近は気になるスマホアプリがあったら取り敢えずインストールするようにしてます。
使わなければ消せば良いだけですし、使ってみないことには良さも悪さも分かりませんので。
とにもかくにも小さく行動!これの繰り返しですね!