こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
2019年の税理士試験も8月8日に全て終わり、公認会計士試験の論文式試験は8月23日から始まります。
今年論文式試験を受験する人は頑張ってください!
あと2週間、経営学であれば得点比率(偏差値)を10くらいアップできると思います。
さて、今回は12月短答合格を目指す人に向けた記事です。
基本的には大手予備校の提案しているスケジュール通りにやれば良いのですが、この時期はペースをつかむのが一番難しい気がします。
※私はTACの公認会計士講座(web講義)を自宅で受講していたため、同じ境遇の方は特に参考になると思います!
夏休みは最大の壁
上級期の講義が一通り始まって、科目数・学習量の多さに圧倒される。
そんな時に周りは夏休みシーズンでイベントも盛沢山。
しかも超暑い。
8月中はクーラー効いてる部屋で勉強サボって夏休みを満喫したいですよね。
その気持ち、凄いよく分かります!
ですが現実は厳しいです…。
この時期に当たり前の事をきちんと積み重ね続けた受験生が一気に伸びるんですよね。
周りがサボってる間にやることをコツコツと積み重ねる、これは受験でも仕事でも大事なことです。
ほとんどの人にとって辛い時期ですが、そんな時こそ前を向いて歩き続けましょう!
溜まっている講義を一気に消化
では、具体的に何をすれば良いのか。
まず最優先なのは、溜まっている講義を全て消化することです!
上級期は科目数が多く講義配信スピードもえげつないので、負債を溜め込んでいく人が徐々に増えてくるのではないでしょうか?
でもそれはNGです。
ここで予備校が理想とする勉強ペースから少しでも遅れていくと、答練が本格的に始まる時期に地獄を見ることになります。
そうならないためには、いつもより勉強時間の確保がしやすいこの時期に、溜まっている講義をガンガン消化していくべきです。
ただ、その場合であっても講義を視聴した後に復習することは忘れないでください。
受験生の最終目標は講義を全視聴することではなく、試験に合格することです。
基礎力のさらなる強化
講義がオンタイムで消化できており復習をしてもなお時間がある人は、徹底的に基礎力を高めましょう!
私がオススメするのはトレーニング問題集を再度解きなおすことです。
トレーニング問題集をオススメする理由は以下のとおり!
- 過去に見たことがある問題
- 既に解いたことがある
- 内容がある程度身についている(ハズ)
これを見て分かるとおり、初見の問題を解くより圧倒的に早く復習できますよね。
「初見の問題じゃなきゃ応用力が鍛えられないんじゃない?」と思うかも知れませんが、応用力を鍛えるのは答練が始まってからで遅くないと考えてます。
それよりも大事なのは、応用問題が出題されても惑わされないための基礎を徹底的に鍛えること。
何より、本番の問題を実際に解いてみて応用問題はそんなに多くないと感じました。
だからこそ、大して応用力を鍛えず基礎的な勉強ばかりやってた私が合格できている訳ですからね。
なので、他の受験生が難しそうな問題を頑張って解いていても周りに流されず、基礎を徹底的に固めることを強くオススメします!
たまにはあそぶのもOK
勉強が大事なのは分かっていても、
「遊びたくて遊びたくて勉強が手につかない!」という人もいるでしょう。
それはもう仕方ありません、遊びましょう!
長丁場の試験を走り切るうえで休息も必要なのは間違いありません。
友達とご飯に行くことで日々のストレスを発散できるかも知れませんし、勉強を頑張り過ぎて大切な人との関係が悪化してしまったら元も子もないですよね。
ただ、遊ぶのであれば勉強を休む期間を明確に決めて、その後必ず勉強に戻ることを自分に約束しましょう。
ここで際限なく遊んでしまうと受験に戻ってこれなくなります。
また、戻ってきても致命的な進捗遅れになりかねません。
メリハリを付けて生活しましょうね!
夏こそ愚直に
読んで頂いたあとにこれを言うのもアレなんですが、特に面白いことは書いてなかったですよね…。
でも仕方ないんです、凡人が公認会計士試験に合格するためには当たり前のことを積み重ねるしかないので。
超短期合格とか、独学合格とか、一ヶ月で偏差値40→60みたいな飛び道具を凡人が使えることを期待してはいけません。
- インプットをしたら必ずアウトプット
- 基礎力を徹底的に固める
この当たり前が何よりも大事です。
答練が始まるとそちらの復習も増えるため、改めて基礎力を強化する時間を確保するのが非常に難しくなっていきます。
そこでドツボにハマらないよう、時間があるうちにやれることをやっておきましょう!
夏休みにやるべきこと
- 溜まった講義の消化
- 基礎力の強化
- たまには遊ぶのもOK