こんにちは！
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です！
経費を払ったとき
レシートで済ませるか
領収証を発行してもらうか。
実は税理士的に見れば
どっちでも良くて
私もレシートで済ますことが多いです。
間違いなく自分が払ったなら
レシートであっても経費にできますからね！
まだまだ世間的には
領収証を貰うという習慣が根付いているようで
コンビニやファストフード店に行っても
「領収証ください」というやり取りを目撃しますけど
場合によっては
レシートの方が証明力が強くなります！
経費にするための要件
レシートであっても
領収証であっても問題ないというのは
経費として認められるための要件を
どちらも満たすからです。
最低限必要となる要件はこちら！
- 日付
- 店名
- 出費の内容
- 支払金額
コンビニのレシートを見ても
この要件を満たすようなつくりになってますよね。
なので、この要件を満たすなら
どっちでも良いと言えるわけです！
たまに個人経営のお店に行くと
レシートに日付、金額くらいしか記載されないことがあるので
そういう時は
100均で買える出金伝票等に補足説明を書いて
ホチキス留めしておきましょう。
出金伝票についてはコチラ参照
↓
無記名、上様ならレシートの方がマシ
ところでレシートに比べて
領収証を貰うのって時間かかりますよね…。
レシートはお客様に渡す義務があるので
レジ打ちするだけで自動的に発行されますけど
領収証は別途対応が必要に…。
スピードが求められるコンビニでも
- 領収証発行ボタンを押す
- 領収証に日付スタンプを押す
- 宛名、但し書きを聞く
- 記入
このフローが必要になります。
なので急いでる人ほどついつい
上様、無記名で済ませてしまうんですけど
そんな領収証よりも
レシートの方が何倍も証明力があるのでやめましょう！
領収証をわざわざ発行してもらうのは
支払者を特定できる「宛名」があるから。
それにも関わらず
上様、無記名で済ませてしまうと
都合の悪い支出を隠すために
領収証を発行してもらったようにしか見えません。
（あえてそういう事をしてる人もいるんでしょうけど…）
そんな領収証が何枚もあれば
税務調査で突っ込まれたときに
「プライベートな支出含めてません？」と
疑われるのは目に見えてます。
その場合であっても
本当に経費であれば説明できなくはないでしょうけど
そんなことに労力を使うくらいなら
支出内容が具体的に記載されている
レシートの方が説明もしやすいですよね…。
レシートなら自制心も働く
レシートで済ますように決めておけば
お会計後もいちいち待つ必要がありませんし
具体的な出費内容が記載されるので
プライベートの支出を経費にしないよう
自制心が働くようになります。
経費は自己申告なので
自分で判断基準をつくっておかないと
どんどん脱税の道に足を踏み入れてしまいますからね…。
手間の面でも、自分を守る面でも、
特にこだわりがないならレシートで済ますようにしましょう！
◆新しいこと
LEMON SODA SQUAD。
