【クリエイター向け仕訳入力のコツ】営業の売上・仕入は「取引先名」を忘れずに!

クリエイターの税金
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

日々の売上や仕入の記録(仕訳入力)、ちゃんとできてますか?

「とりあえず金額と勘定科目があってればいいよね…?」と思っている方、ちょっと待って!

「取引先の名前」、ちゃんと登録できてますか?

 

この記事では、なんで「取引先の名前」を登録した方がいいか、クリエイター向けにやさしく解説します!

 

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① 取引先名があるだけで、あとがラクになる!

たとえば、「A社からイラスト制作の依頼を受けて、10万円売上があった」

そんなときは、仕訳に「A社」の名前を入れておきましょう。

 

あとから「この売上、どこからのものだったっけ?」と迷わなくなりますし、

「売掛金」と「入金」の対応チェックも超スムーズになります!

 

また、今は確定申告書に売上上位4社の取引先名・インボイス番号を記入する必要があるのと、

会社別に源泉徴収額が正しく集計できているか確認するためにも、「取引先の名前」の登録は大事です!

 

② 全部に入れる必要はないから安心してOK

とはいえ、どんな支出にも全部取引先名を入れる必要はないので安心してください。

たとえば👇

  • コンビニで買った文房具
  • 出張先の電車やタクシー
  • サブスク費用(定額)

こういうのは、わざわざ入力しなくても大丈夫。

「取引先が大事なのは、売上・仕入などの”営業まわり”」と覚えておけばOKです。

 

取引先の名前を登録し過ぎると、管理が大変になります…!

 

③ 入金・支払いのときも忘れずに!

仕訳に「売上:A社」「売掛金:A社」って入れていても、

入金時に「A社」って入れ忘れるとズレちゃうので要注意です。

 

帳簿上では「A社に10万円の売掛金あり」って残ったままなのに、

実はもう入金されてる…ということになりかねません。

 

取引先名を「売上」「仕入」「入金・支払い」までセットで入力すると、

あとで集計・確認するのがめっちゃラクになります!

 

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まとめ|営業まわりの仕訳には、取引先名をセットで!

  • 売上や仕入には、相手先の名前を忘れずに!
  • コンビニや電車などの支出には入れなくてもOK
  • 入金・支払い時にも「取引先名」はお忘れなく

仕訳入力って地味だけど、あとから大きな差が出るところ。

未来の自分をラクにするためにも、ちょっとだけ意識してみてください!

 

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