こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「税金の支払い、いつくるのか分からない…」
「いつもギリギリで焦る…」
そんな不安を抱えるクリエイターさん、意外と多いです。
そこで、この記事では、税金まわりのスケジュールを“年間で整理するコツ”を
クリエイターさん向けに紹介します!
「納税月だけを気にする」と準備が間に合わない
たとえば、
- 所得税(確定申告)→ 3月
- 消費税(消費税申告)→ 6月
- 住民税 → 6月、8月、10月、1月
…と、支払うタイミングに合わせて、そこだけ準備すればいいように見えますよね。
でも実際は、
- 収支を月単位で記録しておく
- 資金を前もって確保しておく
- 事前に税理士に相談する
など、「前倒しの準備」がないと、かなりしんどくなります。
クリエイターさんであれば所得税は還付申告になることが多いですけど、
住民税、消費税の納付はまとまったお金が一気に出ていきやすいので、
納付月を知っておくだけじゃなく、納税に向けて計画的にお金を用意するのが大事!
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「毎月の感覚」がないと資金ショートの原因に
収入がドンと入った月があると、どうしても気がゆるみがち。
でも、税金は「利益に応じて」しっかり請求されます…。
なので、「月いくら貯めておくか」「納税分として残しておくか」の感覚ってとても大事!
おすすめは、税金のための“別口座”をつくること!
月の利益に応じて、
- 所得税・住民税:利益の15〜20%
- 消費税:売上の5〜10%
を目安に、こまめに移しておくと安心!
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「全部後回し」にすると相談のタイミングを逃す
年末ギリギリに税理士へ連絡しても、
- 思ったより節税できなかったり
- 資料がそろわなかったり
けっこう焦ることになりますし、払ったお金に対するリターンをあまり感じられないかも。
なので、「税理士に相談するタイミング」もスケジュールに入れておくのがコツ!
たとえば、こんなかんじ👇
- (遅くとも)7月〜9月:節税の見通し・先出しの対策
- (申告作業)1月〜2月:申告準備と仕上げ
理想を言えば、5月~6月くらいには税理士に一度相談できるとベスト!
「そんな早くに!?」と思うかも知れませんが、
その年の1/3がもう終わってるタイミングですし、
確定申告の時に出てきた課題や、お悩みを忘れる前に解消できます!
「相談しなきゃなぁ」と後回しにすると、
希望の税理士さんが新規受付を停止するタイミングになってしまったりってこともあるので、
税理士への相談こそ、前倒しでやっていきましょう!
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Q&A:納税に関するあるあるなお悩み
Q. 消費税がかかるようになったら、納税のタイミングは?
A. 原則は「年1回」、納付期日は3/31なので、確定申告とほぼ同じタイミング!
ただし、売上が増えると「中間納付」が必要になるケースも…!
Q. 「前もって貯める」といっても、いくら?
A. 所得税・住民税で15〜20%、消費税で5〜10%くらいを目安に!
利益によって変わるので、ざっくりでOK!
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まとめ|「納税のスケジュール」を踏まえてお金を備えよう!
- 支払う月だけじゃなく、準備の月も意識しよう
- 毎月、税金分を“先取り”しておくのが安心
- 税理士相談は、遅くとも7月〜9月頃から動くとスムーズ
スケジュールに落とし込むことで、不安はぐっと小さくなります!
1年間慌てないために、ゆるく今から動いてみてくださいね。
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