こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「仕訳って聞くけど、そもそも何するの?」
「会計の話って、専門用語ばかりで苦手…」
そんなふうに感じているクリエイターさんへ向けて、超・やさしく「仕訳」の考え方を解説します!
簿記を勉強したことがない方でも大丈夫!
イメージで「なるほど〜」と思えるところから始めていきましょう!
① 「仕訳」って、家計簿で言うところの“メモ書き”
仕訳(しわけ)とは、お金の動きを記録するためのメモみたいなものです。
たとえば、
- ノートに「4/15 コンビニでコピー代 220円」って書く
- スマホメモに「報酬振込あり 50,000円」って残す
これと同じことを、ちょっとしたルールに基づいて会計ソフトに入力するだけ。
会計ソフトではこのメモを
- 「借方」(左側)
- 「貸方」(右側)
この2つに分けて入力する形になりますが、
イメージとしては“何に使ったか・どこからお金が来たか”を記録することと思ってOK!
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② 基本の形は「●●を得た」「お金が減った」
仕訳は、たいてい「何かを得た」と「お金が減った」で成り立ってます。
たとえばこんな感じ👇
- 機材を買った →「備品を手に入れた」+「現金が減った」
- 報酬が振り込まれた →「売上が増えた」+「預金が増えた」
- 交通費を払った →「交通費がかかった」+「お金が減った」
この2つのセットで、「何が起きたのか」を記録するのが仕訳(しわけ)なんです。
③ じゃあ、実際にどうやって書けばいい?(例あり)
ここで実際に、仕訳のかたちを見てみましょう👇
例)本屋で書籍代440円を現金で支払った
借方:新聞図書費 440円 | 貸方:事業主借 440円
これだけです!
左側にくる借方(かりかた)=「増えたもの(経費・資産など)」
右側にくる貸方(かしかた)=「減ったもの(預金・現金など)」
「むずかしそう…」って思ったら、
「何に使ったか」+「何で払ったか」だけ考えればOK!
「事業主借」(じぎょうぬしかり)って聞きなれない単語だと思いますけど、
”自分の持っている現金”のことだと思ってもらえば大丈夫!
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Q&A:仕訳に関するよくある疑問
Q. 会計ソフトって、仕訳を自動でしてくれますよね?
A. そうです!でも、間違った処理の設定をすると、間違いのまま登録されちゃいます。
“最初の設定”や“間違って処理された取引の修正”には、やっぱり仕訳の考え方が少し必要。
Q. 仕訳を覚えないと確定申告できませんか?
A. 会計ソフトを使えば、完璧に覚える必要はありません!
でも、ざっくりと「どう記録されるか」を知っておくと安心感が違いますし、チェックもできますよ。
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まとめ │ 仕訳って「お金の動きのメモ書き」でOK!
- 仕訳=何に使って、どこからお金が来たかの記録
- 「何が増えた/減った」のセットで考えればOK
- 完全に覚えなくても、イメージだけでも十分役立ちます
経理が苦手でも、「なんとなく分かる」だけでだいぶ安心できます。
まずはここから、仕訳に少しずつ慣れていきましょう。