【AIツールのサブスク費用】クリエイターのための経費化ポイント解説

クリエイターの税金・申告関係
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

ChatGPTやNotion AI、画像生成ツールなど…

ここ最近、AIツールを使って制作や発信をしているクリエイターさんが一気に増えていますよね。

 

でもそこでよく聞かれるのが、

「こういうサブスク費用って、経費にできるの?」という疑問。

 

この記事では、AIツールを使っているクリエイターさん向けに、

“経費としてOKなケースと注意点”をやさしく解説していきます!

 

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① 基本は「業務に使っているかどうか」で判断

AIツールのサブスク費用が経費になるかどうかは、“業務の必要性があるかどうか”が判断基準です。

たとえば、こんな使い方👇

  • ブログ記事や資料作成の時短に使っている
  • 制作業務の下書き・構成出しに使っている
  • 事務作業やアイデア整理に使っている

このように、「作業効率UP」「制作補助」「情報整理」などが目的なら、経費計上OKです!

 

今すぐ業務に役立てられていなくても、

「〇〇でお仕事に使うために、今実際に触って学んでる」という場合でも、

業務との関連性が強いと考えられるため、経費にしてOKです!

 

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② 私用と混ざってる場合は“按分”もアリ

もし「仕事にも使うけど、プライベートでもちょっと使ってる」という場合は、

「○割だけ経費」として処理する“家事按分”がオススメ!

(例)
月額3,000円のAIサブスク → 業務使用が7割くらい → 経費は「2,100円」

 

たとえば1週間のうち、9割以上お仕事関連で使ってるけど、

ふとした休憩の時にプライベートでも使う、くらいの頻度なら按分する必要はないと考えます。

 

でも、仕事でもある程度使ってるけど、

  • 料理の献立
  • 日々の生活のお悩み解決
  • フィットネスアドバイス
  • 創作とは関係なく、趣味で生成AIで画像制作

こんな感じで私生活で使う頻度がかなり多ければ、按分対象とした方が無難ではあります!

 

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③ ツールの“種類と使い方”によってはNGもある

一方で、以下のようなケースでは経費にすることは難しいです。

  • ほぼプライベート用途(趣味の質問や検索ばかり)
  • ツールの利用が明らかに仕事と無関係
  • 家族全員で同じアカウントを使って、私生活で使う割合がとても高い

 

自分が税務調査をする側だったとして、

「客観的に見て、仕事に使ってるって納得できるか?」を基準に判断してみてくださいね!

 

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Q&A:AIツールの経費化に関するあるあるなお悩み

Q. 無料プランで使ってる場合も、記録しておいた方がいい?

A. 無料でも残しておいた方がいいです!

今は経費にならなくても、「何に使ってるか」をメモしておくと、後で有料化したときにも役立ちます。

 

Q. どのツールがOK/NGか、具体例はありますか?

A. ChatGPT・Notion AI・Google Gemini、 Adobe Fireflyなど、制作や業務の補助に使っていればOK

逆にエンタメ系や完全趣味用途のツールは慎重に…。

 

まとめ │ AIツールは“使い方次第”でしっかり経費にできる

  • 業務目的なら、AIツールのサブスク費用も経費OK
  • プライベートと併用している場合は、按分処理がベター
  • 使用実績を軽くメモしておくと安心

AIツールをうまく活用している人こそ、きちんと経費にするための管理もしま

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