【クリエイター向け】売上が伸びても自由時間を守るルール、バランスのとり方を解説

クリエイターのお仕事全般
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「売上が増えて嬉しい気持ちはあるけど、時間に追われて毎日ヘトヘト…」

「開業してから年数を重ねるごとに自由時間がなくなってる気がする…」

「あの人、わたしより稼いでるはずなのに自由に生きてる…」

こんなふうに感じたこと、ありませんか?

 

もちろん、お仕事の数が増えれば拘束時間も増えやすくなりますが、

収入を増やしながらも、自分の時間を守るための対策がないわけじゃありません。

 

そこでこの記事では、「自由時間」を犠牲にせずに活動を続けるためのルール作りについて、

クリエイターさん向けに解説します!

 

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「売上が伸びると自由時間が減る」は、思い込みかもしれない

まず知っておきたいのは、「売上が増えれば忙しくなって当然」というのは、

思い込みかもしれないということ。

 

確かに受注量をそのまま増やし続ければ、時間がなくなるのは間違いありません。

でもそれは、やり方を変えないまま売上を伸ばそうとした場合の話です。

 

実際には、売上と自由時間の関係はシンプルな比例関係ではありません。

たとえば、

  • 単価を上げれば、同じ時間でも売上は大きく伸ばせる
  • 商品のパッケージ化など効率的な仕組みを取り入れれば、同じ成果をより短時間で出せる
  • 特定の分野に特化すれば競合が少なく、指名で報酬の高い案件を選べる

このように、売上は工夫や仕組み次第で自由時間と両立できる側面もあるものなんです。

 

むしろ「仕事にもっと時間を投下して売上を上げよう」という発想だけでは、

必要以上に案件を抱え込み、気づけば体力や創作意欲を削ってしまうリスクがあります。

長く活動を続けたいクリエイターさんほど、この発想を早めに手放すことが大切です。

 

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自由時間を守るための3つのルール

売上と比例させずに時間を確保するには、あらかじめ「自分なりのルール」を持つことが大事です。

ここでは、わたし自身やお客様からのお話をもとにした3つの工夫を紹介します👇

 

① 仕事を受けすぎない基準を決める

「月に〇案件まで」「週〇時間以上は仕事しない」といった線を引くと、無意識に受注しすぎるのを防げます。

お問い合わせが来ると断りにくい気持ちになるかもしれませんが、

ルールを先に決めておくと「今月は枠が埋まってしまったので来月なら可能です」と伝えやすくなります。

 

② 単価を上げて時間を守る

収益を「件数」で稼ぐのではなく「単価」で伸ばす工夫をしましょう。

たとえば「イラスト1点1万円→1万5,000円」に見直したり、

修正回数込みのパッケージにしたりすることで、同じ労力でも収益を増やせます。

単価アップは勇気がいりますが、時間を犠牲にしない働き方の第一歩!

 

③ 休む時間を先にカレンダーに入れる

「お金が余ったら貯金に回そう」と思っても全然お金が貯まらないように、

空いた時間を「休みに充てよう」と考えると、結局埋まってしまいがちです。

だからこそ、最初から予定に「休み」をブロックしておくのがおすすめ!

打ち合わせや作業依頼が入っても、「その日はすでに予定あり」と言いやすくなります。

 

「依頼がきたら深く考えずに受注してる…」というクリエイターさんは、

この3つを意識するだけでも、売上を上げつつ自由時間を守る流れをつくりやすくなりますよ!

 

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効率化できる部分はどんどん工夫する

さらに大切なのは小さな作業の効率化です!

時間を奪われやすいタスクは、ちょっとした仕組みや工夫で驚くほど減らせます。

 

たとえば、

  • よく使う資料や返信はテンプレート化する
  • よく打ち込む挨拶、単語、言い回しは単語登録する
  • 会計作業はクラウドソフトの自動化を活用する(税理士に頼むのもアリ)
  • 作品の下準備や撮影はまとめて一気に行う
  • 打ち合わせやオンライン会議は「まとめて1日に固める」
  • 作業環境を整えて「思い立ったらすぐ始められる」状態をつくる

こういった小さなことの積み重ねが、数分~数十分の短縮につながり、

1年も積み重ねたらかなりの時間を節約できることになります。

 

効率化のポイントは、最初に少し工夫を仕込むことで、あとからの時間ロスを減らすこと。

最初は準備が面倒に感じても、一度整えてしまえば長期的に大きな自由時間を生み出してくれるので、

腰が重く感じても、「このひと手間でこの先ずっと楽ができる」と考えて少しずつ整えていきましょう!

 

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Q&A:売上と自由時間のバランスに関するあるあるなお悩み

Q. 休むと売上が減りそうで不安です…

A. 短期的にはそう感じても、休みを取りながら働く方がパフォーマンスは上がります。

結果的にクオリティが安定し、収益も守られやすくなるので、自由時間の確保もお仕事のひとつ!

 

Q. 売上アップと自由時間、どちらを優先すべき?

A. 自由時間を削ってでも案件に取り組んだほうがいいときもあります。

ただ、長期的に活動を続けたいなら「自由時間」の確保は基本ルールとして守るようにしましょう。

時間があるからこそ新しい挑戦や学びができ、その結果として売上を伸ばすチャンスも増えていきます。

 

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まとめ │ 売上と自由時間は比例しない!ルールで自分を守ろう

  • 売上を伸ばしながら、自由時間を確保することも可能
  • 売上が伸びても自由時間を失わないためのルールを決めておく
  • 効率化や単価アップで「時間に縛られない働き方」を目指す

 

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