【値上げがこわい…】クリエイターが単価アップで心を乱さないための整え方

クリエイターのお仕事全般
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「値上げしたいけど、クライアントに嫌われそう…」

そんな不安、ありませんか?

 

でも、単価を上げたいってときって、

だいたい「この報酬でやっていくのは正直厳しい…」ってときだから、

値上げ交渉は死活問題だったりしますよね。

 

この記事では、単価アップを考えたとき、心を整えながら価格交渉に踏み出すコツを、

クリエイターさん向けにやさしく解説していきます!

 

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なぜ「値上げ恐怖」が起こるのか

物価が上がれば生活費も増えますし、経験が増えればスキルも上がるので、

本当は、年を重ねるごとに値上げするって当然のことなんです。

 

でも、ついこんな事を考えて、「値上げって怖い」と思っちゃいますよね👇

  • 断られる=自分の価値を否定される気がする
  • 収入が不安定になるイメージが強い
  • 周りの価格帯と比べて「高すぎかも」と迷う

 

受け入れてもらえなかったときのことを重く考えちゃって、

つい「今のままでもなんとかやっていけるし…」と飲み込んじゃう人、多いと思います。

 

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単価アップが必要な3つの理由

でも、単価アップって自分が思う以上に大切なこと。

具体的には、こんな理由があります👇

 

① ツール・生活コストの上昇

物価やツール代の値上げは待ってくれません!

自分のお金がなくなったり、利益を出せないビジネスなら続けることはできないので、

きちんと値上げの理由になります。

 

② スキル&実績アップ

スキルや実績が積みあがって、提供価値が高まれば価格も見直すべき!

過去の報酬額は、あくまでその時の値段。

「前はもっと安かった」に引きずられる必要はありません。

 

③ 時間の有限性

安売りは長時間労働を呼び、燃え尽きの原因になります。

報酬額だけで考えれば良い案件のように見えても、労働量と時間単価が合ってない場合は値上げしましょう!

 

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値上げ~見直しまでの3ステップ

ただ、「値上げしましょう」といっても、

ほとんどの人にとってはかなりハードルが高いですよね。

そんなときは、こんなステップを踏んでいきましょう👇

 

STEP1│値上げの理由を言語化する

あなたにとって、「値上げをしたい」と思う理由はなんでしょうか?

たとえば、

  • 生活維持
  • 学習投資
  • 作品クオリティ向上
  • 欲しいものがある など

理由をすると「自分が我慢すればいいか…」を手放して、迷いが減りやすくなります。

 

STEP2│小さくテストする

値上げをしたあとに怖いのが、お客様が離れてしまうこと。

なので、いきなり全案件ではなく、新規案件 or 小額案件で+10〜15%の値上げを試してみましょう!

お客様の反応を見て、「これでいけそう!」と思えたら、他の案件もできるはず!

 

STEP3│定期レビューでブラッシュアップ

一度値段を上げたらそれでおしまいじゃなくて、

3〜6ヶ月ごとに価格・提供範囲・顧客満足を棚卸ししましょう!

「一度決めたら固定」ではなく、状況に合わせて微調整することで、

よりお客様のニーズも汲みつつ自分の満足感も高められる報酬額についてなると思います。

 

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クライアントへの伝え方ポイント

一番気を遣うのが、クライアントに値上げをすることを伝えるときですよね。

ただ「値上げします」と伝えるんじゃなくて、このポイントを意識しましょう👇

  • 事前告知:1〜2ヶ月前に「〇月受注分から〜」と共有
  • 提供価値の再提示:「納期短縮」「サポート強化」など具体的に
  • 代替案:予算的に厳しければ、「納期を伸ばす」「修正対応回数を減少」などの調整を提案

 

数字だけでなく「得られる結果」をセットで示すと納得されやすいですよ!

もし交渉の結果、想定していたほど値段を上げられない場合でも、

一部のサービスを簡素化するなど、お互いに寄り添いあった形になれば不満も溜まりにくいです!

 

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Q&A:値上げに関するあるあるなお悩み

Q. 値上げで仕事がゼロになったら?

A. 一時的に減っても、相性のいい顧客に絞れるチャンス!

とはいえ、全件いきなり値上げするのはリスクが高いので、まずは一部から。

もし時間が空いたときは、その分ポートフォリオ更新や新規営業に充てるとベター!

 

Q. 既存クライアントは据え置きでもいい?

A. 「長期契約感謝割」として据え置きにするケースもありです!

ただ、期間を限定するなど条件を明確にし、負担が大きくならないか定期的に見直しましょう。

 

Q. 価格提示のタイミングは?

A. 見積書提出時 or キックオフ前がベター。

「制作開始後のサプライズ値上げ」はトラブルのもとです…。

 

まとめ │ 「値上げ恐怖」は準備と小さなテストで乗り越えられる

  • 値上げは生活防衛&価値向上のために必要
  • 理由の言語化→小さくテスト→定期レビューで価値ある値上げに
  • クライアントには事前告知+価値再提示が鍵

価格は自分と作品を守る大事な要素。

小さく試しつつ、自信を育てながらアップデートしていきましょう!

 

\ 単価や契約内容の見直しをしたいときに /

「これ、上げても大丈夫かな?」「他の人よりも高いのってどうなんだろう」

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