こんにちは、三橋裕樹です!
さいきん、他の税理士先生からの乗換でお問い合わせいただく際に
税理士報酬が高くて…という話を聞くことがよくあります。
今年は例年のように売上を上げるのが大変な年ですから、
固定費はできるだけカットしたいですよね。
でも、そんなときだからこそ
税務面のケアをしっかりしてくれる税理士を選んだ方が良いと考えてます。
もし税理士との契約を切る場合でも、
以下のような危ない橋は渡らないようにしましょう。
節税の意識が強くなる
業績が不調ということは、
その分利益が少なくなるということ。
利益が少ないということは手元に入るお金が減りますから、
いつも以上に節税に対する気持ちが強くなりますよね。
「ただでさえ儲けがないのに、税金なんて払えるか!」
そこで考えるのが、
税金を払わない方法です。
一番分かりやすいのは、赤字にすること。
もっと具体的に言えば、経費を増やすことです。
ただ、ムダに経費を増やすことで自分の首が締まることは
以下の記事でも書いてあるとおりです。
また、赤字になるということは
稼ぐ力が無いということ。
そんな相手に金融機関はお金を貸してくれません…。
なので、いざという時にお金を借りるという選択肢を取れず、
事業を止めざるをえない可能性が高くなるというのも忘れないようにしましょう。
私費を経費に入れたくなる
これもあるある話ですが、
事業が苦しくなると私費を経費に入れたい気持ちが強くなります。
お金をよけいに使わずに経費を増やせるので、
誰でも一度は考えますよね…笑
でも、これって麻薬みたいなもので、
一回やると歯止めが利かなくなります。
特に確定申告って
申告時には何も疑われないじゃないですか。
なので、税務調査の連絡が来るまでは
「去年平気だったし、今年もいけるっしょ」なんて考えてしまうんですよね。
改めて言うことではありませんが、
もちろんこれは完全にNGです。
やましい気持ちがあるものは
経費には入れないようにしましょう!
儲かった以上には税金を課されない
これは意外と忘れやすい話ですが、
税金は原則として、儲かった以上には課されません。
住民税を合わせても、
利益(≒所得)の25%~35%が税金としてもっていかれるだけ。
設備投資の話を除けば、
税金を払っても7割近く利益が残るということに。
これならなんとかやっていけそうな気がしませんか?
業績が不調だとどうしても焦ってしまいますが、
客観的に見てみるとそこまで致命的な話じゃなかったります。
焦りに負けて、税務で危ない橋を渡らないようにしましょうね!
◆編集後記
今日、お風呂のシャワーホースが壊れました。。。賃貸マンションでは初の体験です笑
ホースとスパナセットを買ってきたのは良いんですが、スパナのサイズが合わず!!
オートバックスにモンキーレンチが売ってて助かりました。