こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
毎月の収入がある程度安定してきたとき、ふと感じることはありませんか?
「このまま貯金だけで大丈夫かな」「投資って始めたほうがいいのかな」
この記事では、そんな悩みを持ち始めたクリエイターの方に向けて、
資産形成と投資の基本をやさしく解説します!
まずは”貯める”が最優先
投資の前に大切なのが、「生活防衛資金」と呼ばれる”いざという時のお金”です。
具体的には、毎月の生活費の3〜6か月分を目安に現金で確保しておくのがおすすめ。
どういうときのために用意するかというと、
- 急な仕事キャンセルや病気の備えに
- メンタルが不調なときも安心して休める
- 「今すぐ投資しないと損!」と焦らず済む
投資は未来に向けた一歩ですが、それよりも大事なのは今!
投資を始める前に、まずはこの“安心の土台”を作っておきましょう。
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資産形成のステップは「守る → 貯める → 増やす」
資産形成=すぐに投資ではありません。
収入が安定してきた段階では、以下の順番を意識するとムリなく進められます!
- ①守る:保険や大きな案件の契約書チェックなど、リスクをコントロールする
- ②貯める:毎月の固定貯金・事業口座と分ける仕組みづくり
- ③増やす:余剰資金で長期投資(NISAなど)
どこから手をつけたらいいか迷っている方は、「①守る」からチェックしてみましょう!
大きな案件の契約書を取り交わすときは、
自分が認識してないリスクがないか確認するためにも、弁護士先生にスポット相談してみるのもおすすめです!
(契約書の料率が低かったせいで、作品の盛り上がりに対して報酬が全然入ってこないなんてことも…)
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「投資=ハイリスク」じゃない?安心して始める方法
「投資ってギャンブルみたいでこわい…」と思っている方も多いのでは?
でも最近は、初心者でも安心して始められる制度が整ってきています。
たとえば、
- NISA(2024年から新制度で非課税枠も拡大)
- iDeCo(老後資金を自分で準備する個人型年金)
この2つは「長期・分散・積立」を前提とした投資制度で、少額からはじめて、リスクを抑えやすいのが特徴。
少しお金に余裕があると「全ツッパ!」したくなっちゃいますが、
長く続けるために大切なのは「余ったお金で、気持ちの余裕を持って」始めることです。
貯金と投資、どうバランスを取る?
たとえば、毎月10万円の黒字があるとしたら、こんな配分もおすすめ!
- 生活防衛資金(現金貯金):4万円
- 趣味・自己投資などの”今を楽しむお金”:3万円
- つみたてNISAなどの投資:3万円
「投資にまわす=他の支払いをがまんする」ではなく、
貯金・今・未来の3つをバランスよく育てるイメージが大切です。
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不安なときは「相談」も選択肢に
資産形成や投資は、情報が多すぎて逆に迷ってしまうことも。
そんなときは、税理士やFPなど、信頼できる専門家に相談するのも一つの手です。
「この先どう備えればいいのか」
「そもそも投資って今の自分に合ってるのか」
そんな疑問に、あなたの状況に合わせて答えてくれるはずですよ。
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Q&A|よくある質問
Q. 投資って絶対にやったほうがいいんですか?
必ずしも全員に必要というわけではありません!
まずは収入と支出のバランスを整え、現金の余裕ができてからでOKです。
Q.NISAとiDeCo、どっちが先?
流動性(いつでも引き出せる)を重視したいなら、NISAが優先されることが多いです。
もし、今貯金がある程度溜まっているなら、iDeCoから始めてもOK!
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まとめ │ 収入安定後の資産形成、ムリなく始めるには
- まずは生活防衛資金を現金でしっかり確保する
- 「守る→貯める→増やす」の順でステップを踏む
- 投資は”余剰資金”で、少額からゆるく始めてOK
お金を「がんばって増やす」ではなく、「ゆるやかに育てる」くらいの気持ちで大丈夫。
あなたらしいペースで、一歩ずつ進んでいきましょう!
\ 投資や資産形成、ひとりで悩んでませんか? /
「つみたてNISAって結局どれを選べばいいの?」
「収入は安定してきたけど、次に何をすれば?」
そんなお悩みも、クリエイター特化の税理士がやさしくサポートします!