【売上の急増で不安…】翌年の住民税や健康保険がこわいクリエイターの備え方ガイド

クリエイターのお金の話
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「去年より売上すごく増えたのに、なぜか不安が消えない…」

「来年の税金、いったいどれくらい来るんだろう…」

そんなモヤモヤを抱えていませんか?

 

クリエイターとして仕事が軌道に乗ってきたときに感じる、

「お金が入ったはずなのに、なぜか怖い」という気持ち。

それ、対策できます!

 

この記事では、売上が急に伸びたときにこそ必要な“お金の備え方”

クリエイターさん向けにわかりやすくお届けします!

 

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① 住民税や健康保険料は「前年ベース」で決まる

まず知っておきたいのは、住民税は“前年の所得”に応じてかかるということ。

 

たとえば、経費はほとんど変わらずに売上が300万円→600万円になった場合、

住民税や国民健康保険料が翌年にドンっと増えるという現象が起こります。

 

売上が上がることで大きく変わる可能性があるのは、こんなこと👇

  • 住民税は前年の所得で決まる(10万円→30万円など)
  • 国民健康保険も前年の所得に連動
  • 売上が1,000万円を超えると、2年後から消費税の申告・納税スタート

 

「今すぐじゃないけど、来年・再来年がキツくなる」からこそ、

売上がガツンと増えたときに、備えておくことが大事なんです。

 

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② 売上が増えたときこそ「税金用の口座分け」が有効

使えるお金が増えると、つい気が緩んでしまうもの。

だからこそ、あらかじめ“税金関係用”の貯金口座をつくっておくのがおすすめです。

 

具体的な方法はこんな感じ👇

  • 売上の25〜30%を、税金用口座に移すクセをつける
  • 「振り込まれたら即分ける」とルール化しておく
  • 不安が強い人は、入金が大きかったときに40%くらい入れておくと安心

目の前のお金が「全部自由に使えるわけじゃない」と意識付けるためにも、この方法は効果大です!

 

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③ 「一時的な爆伸び」こそ、未来の予算に充てる

売上が増えたといっても、継続的かはまだわからない…

そういう時期だからこそ、「今は余裕がある分を、未来の予算として確保する」という視点が大事。

 

たとえば、こんな目的のために備えておきましょう👇

  • 次の繁忙期までの“つなぎ資金”
  • 突発的な経費用(機材買い替えなど)
  • 税理士への相談費や確定申告料 など

 

「なんとなく使う」より、「予算を作っておいてその中で使う」ほうがずっと自由!

売上が伸びてお金の振り分けがしやすくなった時こそ、きちんと未来に残しましょう。

 

Q&A:売上が伸びたときのあるあるなお悩み

Q. 住民税や健保用にいくらくらい残しておけば安心ですか?

A. ざっくりでOKなら売上の25〜35%が目安!

クリエイターさんなら所得税は還付されることが多いので、それもうまく活用しましょう!

 

Q. 使いたい誘惑に負けてしまいそうです…

A. めちゃくちゃわかります!

だからこそ、一部を別口座に「見えないように」移して、残りのお金を使うというのがおすすめ!

 

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まとめ │ 売上アップの“うれしい不安”には、準備で備えよう

  • 住民税や国民健康保険は「今年の所得」に連動して増える
  • 今のうちに税金用の貯金を分けておくと安心
  • 「一時的な伸び」でも、未来に向けて備えておく

売上が伸びたときに感じる“なんとなくの不安”は、ちゃんと備えれば「安心」として形にできます。

 

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