【老後2,000万円ってムリ?】フリーランスの現実的な備え方と、今からできる3つのこと

クリエイターのお金の話
スポンサーリンク

こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

結構前の話になってしまいますけど、

「老後に2,000万円必要」ってニュース、見たことある方もいるかもしれません。

 

でも正直、「そんなに貯められる気しないし…」って思っちゃいますよね。

特にフリーランスやクリエイターって、収入に波があるし、年金とかもよくわからない。

「今を生きるだけで精一杯」って感覚、めちゃくちゃ共感します。

 

「老後の2,000万円って本当に必要?」

「そもそも、何から始めたらいいの?」

この記事では、そんなお悩みを持つクリエイターの皆さまに向けて、やさしく備え方をお話させていただきます!

 

スポンサーリンク

「老後2,000万円問題」ってなに?

数年前、金融庁の報告書で、

「年金だけじゃ足りないから、老後に2,000万円くらい自分で準備してね」という内容が話題になりました。

 

でもこれは、あくまでモデルケースの一つ。

全員にとって「2,000万円」ピッタリ必要ってわけじゃないんです。

  • 社会人として働いていた期間があるか
  • 持ち家かどうか
  • パートナーや家族がいるかどうか
  • 都市部 or 地方で暮らすか
  • 老後も趣味にお金を使いたいか

などでも、必要な金額は変わってきます。

 

フリーランス・クリエイターが不安になりやすい理由

「2,000万円」って聞いたときに、多くのフリーランス・クリエイターの方が不安になったと思います。

その理由が、

  • 厚生年金じゃなくて、国民年金だけ(将来の年金額が少なめ)
  • 退職金制度がない
  • 収入が安定しない月もある

ざっくり言うと、国民年金だけ払い続けても、将来もらえる年金は月6~7万円くらい。

それだけじゃ家賃も生活費もカツカツ…。

 

だからこそ、「ちょっとずつ備える」っていう感覚が大事なんです。

 

将来のために、今からできる3つのこと

① iDeCoや新NISAを使ってみる

iDeCo(イデコ)は、将来のための積立制度で、節税効果もあり。

「自分でつくる年金」ってイメージです。

 

月5,000円から始められて、貯金とは違って「長期で育てる資産」になります。

年金なので、60歳まで自由にお金を引き出したりはできません…。

 

もし老後まで使わないお金が少しでもあるなら、ここにまわしてみるのがおすすめ!

(お金が引き出せないのは困るけど、少額でも投資をしたい!という方は新NISAがおすすめ!)

 

◆おすすめ記事

【1年後の自分に驚く】クリエイターが習慣化したい5つの「生活とお金の整え方」
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「なんとなく毎日が過ぎてる…」「お金の管理、そろそろちゃんとしたい」そんな気持ちになったこと、ありませんか?いきなり完璧にしなくても大丈夫。ちょっとずつ習慣化できたら、1年後には...
預金があれば投資しなくても安心?クリエイターが知るべきお金の守り方・育て方!
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!クリエイター業は収入の変動が激しい傾向が強いため、ある年作品が大きくバズって多額の収入が入ってきてもまずは貯金しておく方が多いかと思います。もちろん、預金はとっても大事な“守り”...

 

② 生活口座とは別に「貯金専用口座」をつくる

「余ったら貯める」は、なかなか続きません…!(私も昔はそうでした)

 

だからこそ、給料や報酬が入ったらすぐに自動で移すという

「貯金専用口座」をつくっておくと、自然と貯まっていきます。

 

③ 「ずっと働ける自分」をつくる

クリエイターって、若い時が勝負って思われがちだけど、

実は「年を重ねてからも働ける」仕事でもあります。

 

もし年金が少なかったとしても、事業の収入が入ってくれば十分カバーできますよね!

 

だからこそ、今のうちから

  • 体調を崩さない働き方
  • スキルの棚卸しや定期的なアップデート
  • 自分が動けなくても収入の入るストックビジネスの種まき

このあたりを意識しておくと、将来の安心感がグッと変わります。

 

◆おすすめ記事

【収入別おすすめの節税方法まとめ】月収10万円〜100万円のクリエイター向け
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!「節税って気になるけど、自分の収入レベルで何をすればいいか分からない…」そんな悩み、ありませんか?節税って、難しい制度を使うよりも、"自分に合った選択をすること"がいちばんの近道...
税理士・1級FP技能士が解説!個人事業主におすすめの初心者向け資産形成の始め方
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!作曲家さん、漫画家さん、イラストレーターさんなど、日々創作に励む皆さんから、こんな相談をよくいただきます。「将来のためにお金を貯めたいけど、何から始めたらいいかわからない…」「税...
税理士・1級FP技能士が解説!20代独身クリエイターこそ知っておきたい”今”必要な民間保険
こんにちは!公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です。「まだ20代だし、独身なんだから生命保険いらなくない…?」「収入も貯金もそんなに多くないし、固定費増やす余裕ない…」「民間の生命保険を勧めるのは手数料が欲しいからでしょ?」昔は私...

 

よくある質問(Q&A)

Q. 年金って将来もらえるの?

「もらえない」って言われがちだけど、現状はゼロになることはないものと見込まれています。

 

もちろん、将来的に制度が少しずつ変わる可能性はありますので、

「もらえる額が少ない前提」で、自分でも備えておくのが一番現実的です。

 

Q. iDeCoって途中でやめられないんじゃ?

そうなんです。基本的には60歳まで引き出せません。

でも「老後のためだけ」と割り切れば、むしろ使えない方が安心って考え方もできます。

 

まとめ │ 国民年金だけじゃない、収入の柱を育てておこう!

  • 「老後2,000万円」は、全員に当てはまる金額じゃない
  • でもフリーランスは、自分で備える意識が大事
  • 少額でもOK!今日からの積み重ねが未来をつくる

完璧じゃなくて大丈夫。

できるところから、未来の自分のために”ちょっとずつ”備えていきましょう!

 

\ 将来のお金のこと、誰かに相談したいときは /

「今の働き方で大丈夫かな?」

「iDeCoとか新NISA、どれから始めればいいの?」

そんな疑問があれば、フリーランス・クリエイターに寄り添う税理士がやさしくサポートします!

税務顧問はコチラ!