こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「機材にAirTagをつけてるけど、経費にできる?」
「配信で使う機材の紛失防止にTileを買ったけどどう処理すればいい?」
そんなお悩みを持つクリエイター、少なくないですよね!
そこで、この記事では、紛失防止スマートトラッカーが経費になる条件と注意点を
クリエイターさん向けにやさしく解説します!
基本は「仕事のために使っているかどうか」
大前提として、経費になるかどうかは、
「その出費が(売上に紐づく)仕事のために必要だったかどうか」で決まります!
- 仕事に必要な機材や道具に取り付けている → 経費になる可能性あり
- 私物の管理で使っているだけ → 経費にはならない
たとえば、
- カメラ・レンズ・マイクなど撮影機材の紛失防止
- イベントやロケで使うノートPCや配信機材の管理
- 仕事で使う小道具に取り付ける
このようにお仕事で使う持ち物を守る目的で使うのであれば、
お仕事との結びつきが強いため、経費として認められる可能性が高いです!
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財布や家の鍵など、生活用品につけるものは経費にならない
紛失防止タグやスマートトラッカーは便利ですが、
財布や家の鍵など完全に私用の物につけている場合は、基本的に経費にはできません。
理由はシンプルで、それらは業務の成果や収益に直接つながらないからです。
たとえ仕事中に持ち歩く物でも、仕事そのものに必要な道具とはみなされないんですよね…。
経費にならないケースの例👇
- 日常生活で使う財布(現金・カード管理が私用目的)
- 自宅全体の鍵(業務スペース専用でなければNG)
- 趣味用のバッグやアクセサリー
こういったものは業務とは関係ない「生活用の持ち物」であるため、
経費計上してしまうと税務調査で指摘を受ける可能性が高いです。
とはいえ、事務所用の金庫の鍵、業務専用の経費用財布などであれば、
紛失防止トラッカーをつけても経費として認められる余地はあると考えます!
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Q&A:紛失防止トラッカーに関するあるあるなお悩み
Q. 複数の機材やバッグに取り付けた場合、全部経費にできる?
A. 業務に関連している機材に取り付けるなら経費にできます!
ただし生活用品用のトラッカーは経費に入れないようにしましょう。
Q. 紛失防止タグの電池交換も経費になる?
A. 業務用で使っているのであれば、交換用電池やメンテナンス費用も経費として計上できます!
少額でも積み重なると結構な金額になるので、きちんと経費に入れましょう!
Q. クライアントから貸与された機材に取り付けても経費になる?
A. 貸与期間中に業務で使うために購入したものであれば経費計上可能です!
当たり前ですが、返却時はタグを外すことを忘れずに…!
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まとめ │ スマートトラッカーもお仕事用なら経費になる
- 業務用機材や道具の管理目的ならスマートトラッカーも経費になる
- 家の鍵やお財布用のものは、生活用品として経費にならない
- レンタル機材用のタグや、メンテナンス費用も経費になる
大切な機材を守るための支出、きちんと経費に入れましょう!