こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
公認会計士試験はほとんどの人にとって長丁場な戦いとなりますよね。
今回はその中でも最重要と言える基礎期の過ごし方について書いていきます。
※私はTACの公認会計士講座(web講義)を自宅で受講していたため、同じ境遇の方は特に参考になると思います!
科目別の勉強方法
さっそくですが、科目別の勉強方法をツラツラと。
私が公認会計士講座に申し込みをした時にはすでに基礎マスターがかなり進んでいたため、毎日必死に講義消化を心掛けていました。
その状況の中でも実力を伸ばすことができたのは、講義を受講したら必ず復習することを心掛けていたからだと思います!
【財務会計論】
入門編、基礎マスターの頃は、最低でも1日1コマは消化するようにしてました。また、講義の後に例題を解きなおして、該当箇所のトレーニング問題もその日のうちやりました。
計算は簿記の知識が多少あったので理解はできたのですが、やはりアウトプットを素早く正確におこなうためには繰り返し問題を解くことが必要です。
翌日も講義を受ける前に、前日学んだところを読んで思い出してから講義を受けてました。
【管理会計論】
管理会計論も基本的に財務会計論と同じです。最低でも1日1コマ消化し、必ず復習することを心掛けていました。
管理会計論はパズルみたいなもので、正確に数字を図に落とし込むことができれば基本問題の点数も安定します。
そのため、財務会計論以上に解説をよく読み、ボックス図をいつでも再現できるようにしてました。
【企業法】
短答では楽勝科目に位置づけられる企業法。
基礎期から徹底していたのは、講義を受けている最中もポケット六法からちゃんと条文を探して、原文をチェックすることです。
短答だとあまり必要ないかも知れませんが、論文式試験を突破するためには、すばやく正確に条文検索できる力が必要になります。
そして、なにより原文を何回も見ることでテキストの文章が頭に入ってきやすくなるのでお勧めですね!
問題集に入っている一問一答は絶対にやりましょう。
これをやるだけで基礎知識は固められます。
【監査論】
上級期になるといきなり鬼科目になりますが、この時点ではまだまだ楽勝です。
講義も基礎期の頃は、そこまで優先的に受けていませんでした…。
企業法ほどではないですが、監査論も定型的な文章をそのまま覚える必要があります。
そして基礎期のテキストはペラッペラなので、ポケット六法と同じように常に持ち歩いて、スキマ時間に復習してた記憶があります。
あとは、お風呂に浸かりながら読むのもオススメですね♪
基礎期の生活的な話
上級期になると忙しくて記録をサボりがちでしたけど、基礎期の頃は毎日10時間以上やっていました。
というのも、私は繰り返さないと本当に覚えられない人間なので、泥臭く何度も何度も問題集を解いてました。
また、前述のとおり私が講座の申し込みをした時にはある程度講義が進んでいたので、そうでもしないと追いつけなかったというのが正直な印象です。
基礎期はその後の上級期・直前期につながる生命線であり、勉強のペースをつかむための大事な期間でもあります。
ここで基礎をどれだけ固められるかが勝負の分かれ目だと思ってます。
それくらい基礎期の復習は大事です。
「まだ余裕でしょ♪」と思える期間こそ、後々記憶が薄れないよう徹底的に解法・知識を叩き込みましょう!
基礎期の勉強法まとめ
・講義を受けるだけでなくアウトプットを意識した復習が大事
・ポケット六法で原文を見るクセをつくる
・スキマ時間の有効活用