こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
公認会計士試験の勉強を開始するにあたってまず迷うのが予備校選び。
私は大学在学中、知人に聞いてみてもTACか大原の2択みたいな感じだったのですが、
いざ監査法人に入所して出身予備校を聞いてみると、早稲田・慶應生は東京CPA会計学院に通っていることが多いということが分かりました。
私は合格した後に東京CPA会計学院の存在を知ったので、実際にお世話になることはなかったのですが、
公式ページを見てみると合格率が40%超えという化け物みたいな予備校です。
「どうせ勉強するなら少しでも合格確率が高い予備校を選びたい!」
きっと皆さん同じ思いのハズ。
ということで、今回は東京CPA会計学院で勉強をしていた同期2人(どちらも慶應生)に聞いた話をアップします。
教材の質について
講義と同じくらい受験生にとって大事なのは教材。
教材の質が悪ければどんなに一生懸命復習しても合格可能性は低いままです。
2大予備校のTACと大原は安定していると思いますが、東京CPA会計学院はどうなんでしょう…?
これについて同期に聞いてみると
「他の予備校行ってた友達にテキスト見せたら、図表や例題が多くて驚かれた」
とのことです。
私はTAC生でしたが、TACのテキストはそこまで図が多いという訳ではなく、講師の板書を写すことで完成するイメージでした。
ノートに板書を丸々書き写すのは時間がかかるため、初めから図表が多いというのはありがたいですね!
また、講師全員が「徹底的に教材を作り込んでいる」と自信をもって話してくれるそうですので、
他の教材に手を出しがちな受験生も安心してテキストを信じることができそうですね。
大手予備校だと、テキスト作成者と講師が違うことがあるので、講師が教材批判することもあったりします。
さらに、同期に話を聞いていて「凄いなぁ」と個人的に感じたのは、
講師が「全部テキストに集約されているから、法規集読んだりする必要はない」と言ってくれること。
TACを批判する訳ではないですし、私もTACを信じて合格できたので良い予備校だと思いますが、
TACではどの講師も、
「本番の環境にも慣れるため、勉強する時は必ず手元に法規集を置いて適時に読んでね」と教えます。
公認会計士試験講座は教材の数が多く、厚さもそこそこあるテキストを何冊も持ち歩くのは非常に大変なので、
法規集を持ち運ばなくて良いのは正直嬉しい話です。
これらの話を鑑みますと、教材の質は問題なさそうですね!
自習室の実態について
私は自宅で受検勉強をしていたのですが、
その理由の一つはTACの自習室(空き教室)に迷惑な受験生が多く居座っていたことです。
自習室についてはこちらの記事に書いてます。
教材を机の上いっぱいに広げているにも関わらず、ずーっと寝てたりとか、
大きな物音を立ててみたりとか、
独り言が酷かったりとか…。
TACの場合は公認会計士試験受験生だけが自習室を利用するわけではないので、
そういう人が増えやすいのも仕方がない話なんですが、いずれにせよ周りに配慮しない人が多くいました。
一方、東京CPA会計学院はどうかと言うと、
「大手予備校でよく聞くような迷惑な輩や、悪い意味で有名な受験生はいなかった」とのことです。
実際のところ私が使った訳ではないので詳細は不明ですが、
偏差値の高い大学に在席している受験生が多く、
自習室の使い方を心得ている人がほとんどだからなのかなーと感じます。
あとTwitterを見ていても分かるのですが、東京CPA会計学院は講師や受験生同士の距離が近いように思います。
なので、お互いに配慮して勉強をしているのかも知れませんね。
話を聞く限り、強くオススメできる
合格率が異常に高いため「本当に大丈夫?」と逆に不安になってしまいますが、
同期に聞いた話を鑑みますと現状かなりオススメできる予備校だと思います。
また、先ほどTwitterの話が出ましたが、
東京CPA会計学院の講師のアカウントはかなり役立つであろう勉強ネタを多くツイートしてくれてます。
特に直前期は要点を1枚の画像にまとめて投稿したり、受験生にエールを必死で送っていたり、
受験生を合格させることにコミットしていることが伝わってきます。
もちろん合う、合わないはどの予備校でもありますから万人受けするものではないと思いますが、
これから公認会計士試験の勉強を始めようとする方は、一度体験講義等を受けてみることをオススメします!