こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
私は非常勤で監査法人の業務に携わらせて頂いているのですが、年々入社してくる方の年齢層が若くなっていってる感覚があります。
これは単純に入社人数が増加したことで若い人の数が増えただけかも知れませんが…。
私は25歳の時に監査法人に入所したのですが、同期の中でも丁度中間の年齢といった感じでした。
平成30年公認会計士試験の合格発表の概要についてを見ても分かるとおり、公認会計士試験の合格者の平均年齢ジャストです。
しかし最近は19歳で監査法人に入ってくるなんて人も珍しくなく…。
私が所属している監査法人ですと、だいたい8~10年目くらいにマネジャー昇格者がぽこぽこ出てきますので、そういった人たちは20代でマネジャーまで昇格できる可能性が高い訳です。
これを考えたら、若ければ若い方が有利なのは目に見えてます。
しかし、私の周りの人たちは大学入学間もなく公認会計士試験講座を申し込み、1年ほどで挫折している人ばかりでした。
そこで今回は、合格可能性を高めるために大学何年生の頃から公認会計士試験の勉強を始めるかということについて個人的な考えを書いていきます!
大学2年生の時がベスト
結論からお話すると、個人的には大学2年生の時がベストだと思います!
この大きな理由は、1年生の時に単位を稼ぐと2年生は一気に楽になる大学が多いように感じるからです。
※私大文系の感覚です。国公立や理系の方は違ったらごめんなさい。
私も1年生の時はほぼ毎日大学に通っていた印象がありますが、2年目になると大学には行くもののほとんど講義に出席せず図書館に篭っていた記憶があります。
つまり勉強し放題!
なので、大学2年生の時に遊びたい気持ちを抑えて公認会計士試験の勉強に没頭すれば、大学在学中に論文式試験を2回受けれる可能性が高いです。
仮に撤退することになったとしても就活できますしね。
在学合格者には報奨金を支給する大学もあるので、本気で目指すならこの時期が一番ベストなのかなと思いますね!
大学卒業後の勉強は精神的にキツい
これは個人的な体験を踏まえてですが、大学を卒業してから受験勉強を続けることは想像以上にキツいです。
私の場合、大学在学中はイケイケでした。
「周りが遊んでるなかオレは勉強してる!」
「将来のための投資だ!」
こんな感じで誇らしげに毎日生活していたのを覚えてます笑
しかし大学を卒業した直後から、
「周りの友達はもう働いているのに自分だけ…」
「早く収入を得ないと…」
こんなことばかり思うようになっていきました。
焦る気持ちが自分をどんどん追い込んでいくため、ただでさえ勉強で疲れているにも関わらず余計に心身が疲弊していく悪循環。
こんな状況になる前に合格するのが理想ですが、ほとんどの人にとって公認会計士試験は数年間の勉強期間を要します。
それを考えると、勉強を開始する時期を早める他ありません。
優越感に浸れる環境で勉強するというのはとても大事なことで、消極的な気持ちで勉強するよりもはるかに気持ちが楽です。
そのため、大学在学中に受験勉強を開始することはかなりオススメですね!
目指すなら先輩や先生に話を聞こう
「公認会計士を目指すべきなんでしょうか」といった質問を受けることがありますが、こればかりは何とも言えません。
その人にとって必要と感じるなら目指すべきですし、そこまでの価値がないのであれば目指す必要は1ミリもありません。
ただ、自分で将来を考え、公認会計士を目指すことを検討しているのであれば、公認会計士の先輩や予備校の講師に色々と話を聞いてみましょう。
- 合格するまでの勉強期間
- 一日当たりの勉強量
- 予備校代
- 合格後の世界
などなど、聞きたいことが山ほどあるハズです。
幸いにも、ある予備校の講師はTwitterを活用して積極的に情報発信をしていますし、私含めて公認会計士の人たちもTwitterにゴロゴロいます笑
そういった人たちに聞きたいことを聞くのはとても大事なことです。
そして一度現実を直視し、「別に公認会計士じゃなくてもいいかな」と思うのであればやめときましょう。
お金と時間がもったいないです。
逆に、それでも自分が目指すべきだと感じるのであれば飛び込みましょう!
いつから目指しても遅くはありませんが、早いなら早いだけお得です!
勉強を長時間続けるのはとてもシンドイですが、やっていくうちに学ぶ楽しさも感じるようになります。
合格するとメリットも多いので、少しでも多くの人が挑戦してくれたら幸いです!