こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
私は大手予備校であるTACの公認会計士試験講座を受講して合格したのですが、以前TACの自習室について記事を書いたら想像以上に反響がありました。
大手資格予備校の自習室ですから、気になるのも当然かも知れません。
ただ、いかに自習室や作業スペースが優れていたとしても使い方が悪ければ効率は低下する一方です。
上手く使って全体としての効率を上げましょう。
一日いると気持ちが緩む
自習室に毎日籠りっぱなしの人も少なくないですが、ほとんどの人は一日中同じ環境にいると気持ちが緩みます。
大学生の頃は図書館に一日中居座って勉強をしていたこともありますが、数時間経つと一気に集中力が落ちてくるのが自分でも分かります。
他の人に負けないよう、意地でも勉強を続けるという姿勢が悪い訳ではありませんが、集中が切れている状態で延々と勉強を続けるのは非効率でしかありません。
逆に、自習室が自分の部屋であるかのようにリラックスして長時間ぼんやりと過ごしている人を見かけたりもしますが、これも良くない状況でしょう。
自習室はあくまで勉強を加速するための場所ですので、その役目を果たしていないと感じたら即退出するのが鉄則です。
利用制限時間を設ける
自習室で集中力を保つための簡単な方法は、一回当たりの利用制限時間を設けることです。
その時間を越えたら強制退出するというルール。
こうすることで、滞在時間中に無駄なことをする余裕がなくなりますし、ダラダラと勉強を進めることも防ぐことができます。
制限時間の長さは人によると思いますが、私はだいたい一回当たり3~4時間くらいが限度だと思ってます。
これを超えるとスマホを眺める時間が増えたり、人間観察をする時間が増えてきます。だんだん周りの人が気になり始めて更に集中を阻害する要因となりますので、そうなる前に退出するというのがベターかなと…。
自習室に行くのが目的ではない
勉強する気が起きないときは、まず5分だけでも勉強する。
同じように、やる気が全然起きない時はまず自習室に行ってみるという人もいるかと思います。自分のスイッチが入りやすい環境に身を置くことはとても大切なことです。
ただ、自習室に行っても結局集中できないような場合にはさっさと退出して場所を変えましょう。自習室に行くこと自体は目的ではありません。
「ある時は集中できるのに、別の時には全く集中できない」
こういうのはよくあることなので、図書館、公民館、スタバなど、自習室以外でも集中できる環境を見つけておくことも受験を乗り切るうえでの大切な戦略の一つではないでしょうか。
◆編集後記
梅雨が明けて一気に暑くなりました。洗濯物は乾きますが、空調の管理が非常に難しい…。
自習室など、同じ部屋に長時間滞在する場合には、パーカーやカーディガンを持って行くようにして体調管理しないとダメですね。