小さな積み重ねが違いを生む、公認会計士試験等における勉強時間の確保

公認会計士試験

他の職業でもそうだと思いますが、公認会計士や税理士は想像以上に勉強の積み重ねが必要なお仕事です。

それは受験勉強であっても、合格後の自己学習であっても。

だからこそしっかり勉強するクセが身につく受験勉強を疎かにしてはいけません

そして、社会人になっても安定して勉強を続けるために小さな勉強時間の積み重ね方を身につけておくべきです。

移動中の時間の使い方

勉強時間を確保したいのであれば、移動中であっても周りの邪魔にならない程度に学習を進めましょう。

ただ、電車内でテキストや本を読むなんてことは既に実践済みのハズ。

では駅までの道のりはどうでしょう。

例えばですが、少し最寄駅が遠く自転車で移動しているような人は、バスを使えばその分安全に勉強できる時間が増えます。

私は受験勉強中、駅まで行くときは必ず人通りの少ない道をテキスト音読しながら歩いていましたが、これは色々な意味で本当に危ないのでやめましょう…

また、乗る電車もなるべく時間に余裕を持って各駅停車を使うことをオススメします。

各駅停車であればテキストを広げても十分にスペースがあるため、周りを気にせず勉強できます。

これが急行の満員列車の場合はトラブルに発展しかねません。

(余計なリスクを回避するため、満員電車で周りを気にせず新聞を広げるような人になってはダメです)

あと、有料車両があるような場合には積極的に利用するべきです。

受験勉強中はお金の不安が尽きないかと思いますが、それでも最優先事項は試験に合格すること。

大学在学中に「単位をお金で買う」なんて言葉を覚えた人は多い(?)かと思いますが、それと同じようなもので少額の投資で時間を買えるのであれば積極的に利用しましょう。

目的地には早く着くようにする

公共交通機関が遅延することを想定して行動するというのは社会人の基本ですが、勉強時間の確保という意味でも大事なことです。

例えば、約束時間の15分前に目的地付近に到着できた場合、移動時間中に学んだ知識をサックリ復習する時間に充てることができます。

集合場所が見えるカフェ、駅の待合室、公園のベンチ、などなど。15分程度であれば色々なところを勉強場所に使えます。

また、時間に余裕がない時は乗り換えダッシュをしてしまいがちですが、時間に余裕があれば長いエスカレーターで移動している最中も安全にテキストを読むことができます。

スキマ時間はどこにでもある

他にも、入浴時や寝る前の10分といったスキマ時間を利用することも大事です。

10分といえど単純に毎日続ければ年間60時間程度の勉強時間になります。

講義の音源やオーディオブックを利用すると更にスキマ時間を作ることができますが、自転車に乗りながら聴くのは本当に危ないです。

くれぐれも自分の命が危険にさらされることがないレベルで使ってください…。

なお、今回紹介した方法で勉強時間を増やすことは大事ですが、効率が落ちては元も子もないので上手くバランスを取りながら取り入れるようにしましょう。