こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
2019年に独立開業して以来、一人で事務所を運営しています。スケールしたら(もしくはするために)人を雇うというのが常套手段ではありますが、きっとこれから先も一人でやっていくような気がしてます。
自分一人の個人事務所を選んだ理由
一人でやっていこうと決めた理由は色々あります。
- ひとり税理士という流行りに乗りたかった
- 開業当初は仕事が0で、人を雇う必要がなかった
- 部下を管理、育成するのが苦手
- お客様のことを自分自身で知りたい支えたい
- 早寝早起きが不得意、自分のペースで仕事を進めたかった
- 時間の使い方を人に左右されたくなかった
- ストレスを極力減らしたかった
- 「どう思われてるか」を気にしたくなかった
他にも多分あります。考えれば考えるほど安直・自分勝手感が否めませんね…!
ただ、独立した人あるあるで「自分がやりたいようにやりたい!」という気持ちが私にもあったので、とりあえず自分自身でやれるところまでやって、限界を感じたらその時にまた考えようというスタンスでした。
変なところで楽観的なのかも知れません。
メリット
実際に一人で1年間活動してみて、たくさんのメリットを感じています。
- 思いのほか一人で対応できる
- いつプライベートな用事を入れても何も言われない
- ジムや犬の散歩の時間を確保できる
- 全ての責任は自分にあると納得できる
- お客様のことをよく知れる
- 定時がないので好きな時に読書・勉強ができる
- お客様の領収書を全て見るので、出費の傾向や内容をつかみやすい
- いつ昼寝、休憩を取ってもいい
- 柔軟にやり方を変えられる
仕事そのものについては、スケールできていないことの裏返しでもあるのですが自分一人で何とかなってます。
夜遅くまで仕事をすることもありますが、それは日中に仕事以外の用事を入れていたり、昼寝や買い物をしたりしていることによるもの。なので、毎日朝から晩まで仕事漬けで疲弊しきっている訳ではありません。
それであれば、誰かを雇うほどでもないかなというのが率直な感想です。
デメリット
デメリットももちろんあります。
- 世の中から置いていかれた感じがある
- 単純な作業も自分でやらなきゃいけない
- 会話スキルが落ちやすい
- 電車やバスを極力使いたくなくなる
- 気を抜くとすぐサボる
- レビュアーがいない
- すぐ相談できる相手がいない
- 昼寝し過ぎる
- 人材育成のスキルが上がらない
- 暇だと思われる
書類の郵送準備等を妻にお願いすることはありますが、全てのことを自分で考えて自分で処理する必要しなくてはなりません。
「この時間があったらあれできたのになぁ」と思うこともありますが、人を雇うとそれ以上のストレスがかかるため割り切ってやってます。
また、自分の成果物を見直し確認してくれるレビュアーがいないのは結構大変…。自分では完璧に仕上げたつもりなのに、数日経って見直すと「なんでこんなことしてんの!?」と自分を怒りたくなることが少なくありません。
人を雇うことはないと思いますが、先輩税理士にレビューを外注することは検討してたりします。(場合によっては顧問契約。)
楽しい個人事務所生活!
人を雇っていないといえど、生活費を稼がなきゃ生きていけないのと、自分が倒れたら事務所が回らなくなるという点で日々プレッシャーはあります。
それでも自分で取ってきた案件がそのまま自分の売上となり、お客様の悩みや課題を自分自身で解決できるというのは大きな魅力です。
また一年間事務所運営をすることでまた違う景色が見えるかも知れませんが、今後も一人でやっていけるようにコントロールします!