税理士との契約を考えているならこの時期(8月頃)から話を進めるのがオススメ!

税務関連

こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!

税理士との契約を検討しているのであれば、この時期のうち気になる先生と話を進めておくことをオススメします。

8月は税理士事務所の閑散期

一般的に、税理士事務所の閑散期は8月頃とされています。

この時期は決算・確定申告を要する法人数が少なく、お客様がお盆休みに入るため、税理士事務所としての業務量が他の月に比べて減りやすいためです。

また、税理士試験が実施される月でもあるので、業界全体として「この時期はなるべく休もうねー」という暗黙の了解みたいなものもあったり…。

繁忙期に比べると時間的にも業務量的にも余裕がありますので、お打ち合わせ日程の調整がしやすいです。

決算・申告まで十分な時間を確保できる

法人は決算月により状況が異なりますが、個人事業主や12月・3月決算の法人であれば、8月中に税理士を探すことで決算・申告までに十分な時間を確保できます。

やってしまいがちなのは、決算直前や年末に税理士を探すこと。

人によっては年を越してから税理士を探し始めるということもあります。

節税を考えるうえでも、融資に強い決算書を作成するうえでも、

決算直前に「お願いします!」と言われたところで採用できる選択肢はほとんどありません…。

また、そのような時期は税理士事務所の繁忙期と被っているので、お打ち合わせ日程の調整がつかなかったり、割高な報酬で契約せざるを得なかったりします。

こうなってしまっては時間をかけて自分に合う税理士を探す、なんてことはできませんよね。

それを避けるためにもこの時期から税理士先生を探すことをオススメします!

契約プランは税理士と相談して決める

自分に合いそうな税理士先生を見つけられたらラッキー!

実際にどのようなプランで契約するかは税理士と相談しながら決めましょう。

税理士側からすれば、顧問契約の方が年間報酬額が高くなるため、顧問契約を勧めたい気持ちはあります。

ただ、お客様によっては確定申告プランで十分ニーズを満たせる状況が少なくありません。

私もお客様からの方から顧問契約の依頼があったものの、実際に話を聞いてみて顧問契約を締結する必要性を感じなかったため、確定申告プランで契約してもらったというケースが多いです。

金額だけ見れば安くない報酬を払うことになるので、明らかにオーバースペックな支出とならないよう自分に合ったプランを提案してくれる税理士先生を探すことが望ましいですね!