こんにちは、三橋裕樹です!
先日、公認会計士試験の受験生とZoomで雑談しました。
とても楽しい時間だったのですが、やっぱり受験生は迷いがいろいろあるもの。
私も受験当時はアレコレ気になって毎日不安を抱えて生活してました。
特に、今は資格に捉われずにお金を稼ぐことができる時代なので、
キャリアの選択肢はほぼ無限といえますよね。
そんななかで、公認会計士という資格を得るための勉強に多くの時間を費やすべきかどうか。
私なりの考えを記事にしてみます。
予備校資料のような華やかさはない
まず知ってほしいのは、公認会計士になったからといって、
予備校資料に書いてある華やかな生活が約束される訳ではないということ。
華やかな生活をしている人はいますが、
それは公認会計士だからではなく、その人が(運も含めて)自分で勝ち取ったものです。
なので公認会計士に合格するということがゴールになっていると、
合格後のギャップにかなり苦しむかも知れません…。
合格後の定番キャリアといえば監査法人ですが、
入所してすぐ「こんなシンドイ仕事ならやめときゃ良かった…」
こう思ってしまう人が半分以上だと思います。
私もそうでしたし、
補習所で見かける人の8割くらいが同じように疲弊してました。
「仕事が楽しくて仕方ない!」って人は、結構マイナー。
数年もすれば仕事にも慣れてきますが、
それでも「監査以外の仕事は考えられないくらい楽しんでる!」って人はそんなにいないように思います。
金銭面で見ても、初任給はかなり割高な金額をもらえますが、
数年も経てば商社・金融系の仕事に就いた友人がドンドン昇進して抜かされます。
「大学時代に遊んでばっかだったアイツ、年収1,000万円超えたんだ…」
もちろん圧倒的な成果を出したか、激務を乗り越えたからこそですが、
稼ぎを重視して難関試験に挑戦した人からすれば、悔しい思いも出てくるでしょう。
そういう話で心が苦しくなるようであれば、公認会計士試験に固執するべきではないのかも知れません。
ほぼ毎日(年間300日程度)8時間以上勉強するとなると、
300日 * 8時間 = 2,400時間
これを2年続けるだけで5,000時間弱費やすことになるので、
その時間を費やす価値・覚悟があるのか。他の選択肢はないのか。
この自問をしないで「やらなきゃよかった」なんて話になったら、自分が辛いですよね。
何年かかっても合格しなきゃいけない人もいる
逆に、何年かかっても公認会計士試験に合格しなきゃいけない、という人もいます。
監査をやるためには公認会計士になる必要がありますし、
家庭の都合で強制されている、という人も中にはいるでしょう。
M&Aにおけるファイナンシャルアドバイザーのような仕事にガッツリ関与したいという人も、
公認会計士試験に合格できるくらいの知識はつけておいた方が良いです。
たとえ公認会計士試験の合格に10年かかったとしても、
そういう人にとっては公認会計士という肩書が必要なんですからやるしかありません。
なので、合理的なキャリアプランを前提として
「5年かかっても合格できないなら撤退するべき」と言う人もいますが、
それを気にする必要はないと思います。
(勉強の仕方を変える必要があるかも、とは思いますけど…。)
やる必要があると思うなら、やる。
これで十分!
撤退してもしなくても、撤退を勧めた人が責任を取ってくれる訳ではないので、
あくまでも自分の判断基準に照らしてどうすべきか。これを考えましょう。
個人的にはオススメです
何にせよ、個人的には公認会計士はオススメです!
会計・税務で独立したいという思いが強かったので、
それを実現させてくれた資格を取って良かったなと思ってます。
独立を選択するときに
「肩書に自分の生き方を縛られてるなぁ」と感じたのは事実ですが、
肩書が無ければ選択肢もありません。
公認会計士の仕事をしながら別の事業を営むこともできますし、
肩書が不要になったら登録抹消すれば良いだけの話。
なんでもそうですが、周りに流されて選んだ道より、
自分で決めた道の方が後悔する可能性は少ないです。
「〇〇さんが言っていた」みたいな受け身思考じゃなく、自分の責任で選択していきましょう!
◆編集後記
人生で初めて、わさびソフトクリームを食べました!わさびをそのまま食べた時の激しい辛さはありませんが、ほんのりと風味を感じられ、何口か食べると喉が少しだけピリピリしました。
想像よりかなり美味しかったですが、やっぱりバニラが一番ですね笑
あと、初めて行った伊豆の国パノラマパークでロープウェイに乗りました!あいにく富士山を見れるほど澄んだ空ではなかったですが、夕焼けを山の上で見る事ができたので大満足です!
次行くときは富士山見れることを期待!