こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
いまや創作活動や事務作業に欠かせないスマホやタブレット、PC。
それらを支えるのが、充電器や電源タップといった周辺アイテムですよね。
でも、こんな疑問を持ったことはありませんか?
「作業デスクに置くワイヤレス充電器って経費になるの?」
「電源タップやタワー型タップも経費で落とせるの?」
そこでこの記事では、AC式・ワイヤレス充電器や電源タップの経費判断について、
クリエイターさん向けにやさしく整理していきます!
基本は「仕事のために必要か」で判断
経費になるかどうかは、
「その出費が売上を上げるための事業活動に必要だったかどうか」で決まります。
- お仕事用の機材、端末を充電するためにつかっている → 経費にできる可能性あり
- 生活家電など仕事とは関係のない充電・給電で利用 → 経費にはできない
わたしの自宅でも至るところでUSB Type-CとAC式充電器・電源タップが活躍していますが、
そういったお仕事に使う機材の電源・充電に使う場合には経費としてOK!
たとえば、
- 動画編集用PCのための電源タップ
- 打ち合わせや現場で使うノートPC用急速充電アダプター
- カメラや音響機材の充電に使うためのAC式充電機
- 仕事用スマホ、スマートウォッチを充電するためのワイヤレス充電器
こういった「仕事に直結する利用」であれば、金額の大小にかかわらず経費として認められます。
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充電や給電のためのUSBケーブル等はどうなる?
端末に充電・給電するためには、充電器だけじゃなくUSBケーブルも必要ですよね。
もちろん、そういったケーブル類もお仕事のために必要なものであれば経費にすることができます!
とくにケーブル類は消耗が早く、買い替え頻度が高いため、
年間で見ると意外と大きな出費になりやすいため、漏れなく処理するようにしましょう。
なお、小型掃除機や扇風機など、いわゆる生活家電の充電・給電のためにも使うことが多いため、
できる範囲で「このケーブルは仕事用」というのを区別できるとベター。
具体的には、
- 購入日と使用目的を帳簿にメモしておく
- レシートやネット購入の明細を必ず保存する
- 「仕事用PCケーブル」「配信で使うスマホ用」などの用途を明細に書き残す
このレベルでも大丈夫なので、プライベートな出費とは区別していることを主張できるようにしておきましょう。
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デスク周りの機材が多い時はポータブル電源もおすすめ
PC周りの備品や小型家電がどんどん便利になっていく一方で、
「コンセントが足りない…」という悩みも出てきやすいですよね。
そんな悩みを解消するためにわたしが毎日お世話になっているのは、
デスク横に置いてあるJackery(ジャクリ)のポータブル電源です。
防災、もしくはアウトドアアイテムとして注目が集まっていますが、
- コンセントが足りない
- 自宅で突然の停電・ブレーカーが落ちることにおびえずに仕事したい
- タコ足配線が怖い
こういう場合には、買っておいてまったく損はありません。
わたしははじめにJackeryの「1000」モデルを購入しましたが、
あまりの利便性の良さに「2000」モデルを買い足しました。
Jackeryのポータブル電源は不定期に40~50%オフのセールがありますし、
他社製品でも安くて大容量のものがたくさん出ているので、
防災に備えつつ、日々の生活をより快適にしたい人は、ぜひ検討してみてください!
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Q&A:充電器・電源タップに関するあるあるなお悩み
Q. 家族共用の電源タップは経費にできる?
A. 基本的には仕事で使うための電源タップのみ経費にできます!
もし電源タップタワーなど、仕事・プライベートどちらでも使っているような場合には、
家事按分(かじあんぶん)で、仕事で利用しているコンセント数などをもとに一部経費にしましょう。
Q. 100円ショップで買ったケーブルも経費になる?
A. もちろんOKです!
金額の大小ではなく「仕事で使ったか」が基準になります。
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まとめ │ 充電器・電源タップも「仕事用」なら経費にできる
- 充電器・ケーブル・電源タップも仕事用なら経費にできる
- USBケーブルを経費にするときは、用途を記録しておくのが大事
- 電源が足りないときにはポータブル電源もおすすめ