こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「仕事の移動だけに自転車を使ってるけど、電動空気入れは経費にできる?」
「アウトドアVlogのときに使うエアーマット用の電動空気入れは経費になる?」
そんなお悩みを持つクリエイターさんも、もしかしたらいるかもしれません!
そこでこの記事では、携帯電動空気入れの経費判断について、
クリエイターさん向けにやさしく整理していきます!
基本は「仕事に使っているかどうか」
税務上、経費になるかどうかのポイントは、
その支出が、売上を得る事業活動のために必要あるかどうかです!
- 仕事用の車や自転車などの空気入れとして使う → 経費にできる可能性あり
- 趣味用品やプライベートの自転車用の空気入れとして使う → 経費にはできない
空気入れと聞くと、プライベートの自転車・ボールに使うイメージが強いですが、
もし「お仕事のために使ってる」場合には、経費にできる可能性があります。
たとえば、
- イベント会場に作品や機材を運搬する自動車専用で使っている
- 打ち合わせや取材に行くための自転車専用で使っている
- アウトドアVlogなどでエアーマットを膨らませるために使ってる
このように、仕事とのつながりが明確な場合には、経費にしてOK!
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趣味利用が混ざるときは「家事按分」
ただ、携帯電動空気入れってすごい便利なので、
こんな感じで、仕事とプライベートの両方で使うことも全然ありますよね👇
- 趣味のサイクリングにも同じ空気入れを使っている
- 家族の車や自転車にも利用している
こうした場合、購入金額の全額を経費にするのは難しいですが、
仕事での利用分だけを経費にする「家事按分(かじあんぶん)」という方法を使うことができます!
たとえば、
- 30回利用したうち、15回は仕事用の自転車 → 50%を経費に
- 週末は趣味での利用、平日は仕事での利用 → 70%を経費に
こういった感じで、「利用頻度」や「日数」などを基準として、
「このくらい仕事で使った」と言える割合を算定し、計算の過程を残すようにしましょう。
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まだ持ってなかったら、かなりおすすめ!
じつはわたしも、先日初めて携帯電動空気入れを購入したのですが、
昔ながらの空気入れを使っていたときに比べて、圧倒的に早いし、びっくりするほど楽!
わたしが購入したのはコレ👇
自転車用のアタッチメントを装着 → 電源オン → 5秒で空気充填完了
本当にこんな感じ。
しかもわたしが買ったやつはモバイルバッテリーにもなり、
暗闇でもライトをつけることで手元が見えるので、アウトドアでも頼りになります。
(自転車屋さんにある、固定式の電動空気入れみたいな音がするので最初はびっくりしますけど…)
ただ、少し大きくて重さもあるので、
もっとコンパクトな携帯電動空気入れが欲しい場合は、
値段がかなり高くなりますが、こういう商品もあります👇
ロードバイクでツーリングするような人でなければ、
だいたいは自宅に置いておくか、車で持ち運ぶと思うので、
3,000円くらいで買える商品でも十分満足できるハズ!
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Q&A:携帯電動空気入れに関するあるあるなお悩み
Q. 趣味のサイクリングでも使ってるけど、経費にできる?
A. 全額は難しいですが、仕事での利用割合を計算して按分すれば一部経費にできます!
Q. 車の備品としてまとめて経費にできる?
A. お仕事で車を利用する頻度が高い場合は、経費できる余地があります!
ただ、プライベートの自転車などでも空気入れを使う場合は、きちんと按分しましょう。
まとめ │ 携帯電動空気入れも用途によっては経費にできる
- 仕事の移動手段用、アウトドア動画などで使う場合には経費になる可能性あり
- プライベートの利用と混ざるときは家事按分で一部を経費に
- 按分割合は「使用頻度」や「日数」などで合理的に算定