こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
個人事業主のクリエイターとして活動していて、
「やっと売上500万円を超えた!」というタイミング。
それって、ひとつの達成感がある一方で、
「税金多くなった…」「お金は入ってるはずなのに貯まらない…」と感じ始めるラインでもあるんですよね。
この記事では、そんな収入が増えてきたクリエイターが見直したい、
お金の使い方・残し方・動かし方を、やさしく解説していきます!
売上500万円超え=生活はラクになる…とは限らない
実際、フリーランスで売上500万を超えても、
- 住民税・国保が上がってきた
- つい仕事道具にお金をかけすぎて、貯金がない
- 交際費や美容・ガジェットに消えていく
こんなふうに、「入ってるはずなのに、残ってない…」という声、めっちゃ多いです。
お仕事毎年頑張ってるのに、お金が溜まらないと将来への不安も積み重なりますよね…。
だからこそこのタイミングで、お金の”使い方”をアップデートするのがすごく大事なんです!
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見直すべき①:固定費と変動費の“境界線”をつくる
まずは生活費や事業費の中でも、
“どこにどれくらいお金を使ってるのか”をざっくり把握してみましょう。
おすすめのやり方は、
- 絶対に必要な固定費(家賃・通信・サブスク)
- 月ごとに変動するお金(美容・食費・交際費)
この2つを分けて、1年間のお金の動きを見てみること!
固定費は仕事を継続するうえで絶対に必要なお金。
もし支払いを少し抑えるなら、変動費の方にテコ入れすることになります。
もしこの2つの境界線があいまいだと、
- 「今月、けっこう使ってるけど…何に?」
- 「カード請求がドキッとする金額に」
みたいな“じわじわお金が減ってく現象”に悩まされやすくなります。
見直すべき②:先取りで「残すお金」を決める
年収が増えたとき、最初にやるべきことのひとつが、“先に取っておく”仕組みをつくることです。
たとえば、こんな感じ👇
- 生活費と別の口座に「貯金専用口座」を用意
- 売上から毎月5万円だけ”一旦触らないお金”として移す
人って、予算や時間はあればあるだけ使ってしまう生き物。
だからこそこの「仕組み」さえ作っておけば、“気づいたら使ってた”を防げますよ!
見直すべき③:貯めたお金を”使う・守る”で役割分けする
「先取りでお金を残そう!」と決めたら、
次にやりたいのが“使い道ごとの役割分け”です。
たとえば貯めた5万円のうち:
- 2万円 → 作品づくりのための自己投資
- 3万円 → 将来や税金支払いに備えるストック資金
こんなふうに、「何のために残しているか?」までイメージできると、
「守るお金」を無意識に崩しちゃうことも減っていきます。
見直し①で日々の支払いを分解。節約できそうなところだけ無理なく節約しましょう。
これができたら②で“金額”を決めて、③で“使い道”を決める。
この3ステップで、お金の動かし方が圧倒的に上手になりますよ!
Q&A|よくある「年収が増えてきたとき」のお金の悩み
Q. 500万円って、フリーランスとして十分な額?
A. ひとつの目安にはなりますが、「生活できる=安心」ではありません…。
貯金や保険、老後資金まで考えるなら、月ごとの支出の見直しがカギです!
Q. 貯金ってどれくらいあればいい?
A. 「生活費の3ヶ月分」が最低ライン!
年収が安定してきたら「半年分〜1年分」あると、心の余裕がぜんぜん違います!
Q. 投資ってもう考えた方がいい?
A. 生活が安定してきたなら、少額からNISAなどで”守りの資産運用”を始めるのもアリ!
でも焦らず、まずは「手元に貯金」が優先です!
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まとめ │ 年収が増えた”あと”に、ちゃんとお金を整えておこう
- 年収が上がっても、自然にお金は残らない
- “支払内容の把握”と”先取り貯金”がシンプルに効く
- 仕事と将来、それぞれの目的にお金を分けていこう
収入が安定してきたときこそ、
「もっと自由に表現したい」「自分を守りながら活動したい」を両立できるチャンス!
一歩ずつ、”お金の動かし方”を少し見直してみましょう!