【仕事を理由に散財…】機材・ガジェット好きなクリエイターのブレーキのかけ方

クリエイターのお金の話
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

「『これは仕事用だから!』と自分に言い聞かせて、ついついポチる…」

「新機材や小物、セールになってるのを見るとついまとめ買いしちゃう…」

そんなクリエイターさんも多いですよね!

 

この記事では、そんな仕事を理由にした買いすぎを防ぐやさしいブレーキのかけ方

クリエイターさん向けにまとめてみました!

 

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1. 「買う理由」を30秒で書き出す

まず買う前に、

スマホのメモでもいいので「なぜ必要なのか」を書き出してみましょう!

 

ポイントは30秒以内に書き出すこと。

考え込まないと書けない場合は、急ぎじゃない可能性大です。

 

たとえば、

  • 案件で使う動画撮影の画質を上げるため
  • 既存機材の不具合で納期に影響が出そう
  • 今後1か月以内に使う予定が確定している

こうやって整理すると、勢いだけで買うリスクを減らせます。

 

もちろん、緊急性がなくても買った方がいいものもありますが、

それは「今じゃない」かもしれません。

 

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2. 「今あるもので代用できないか」を考える

欲しい機材やツールがあっても、

まずは手持ちで代用できないか検討しましょう!

 

すごい極端な例ですが、

  • 三脚が欲しい → 椅子や本で高さを作ってみる
  • 照明が欲しい → 昼間の自然光やスタンドライトを工夫
  • 背景布が欲しい → 手持ちの布やカーテンで雰囲気を演出

ということも一応可能ですよね。

(推奨しているわけではありませんよ!)

 

お金に余裕があるときなら、創作のクオリティを上げるために機材投資した方が間違いなく良いです。

でも、「ちょっとお金が…」というときは、「アレを買わないとできない」じゃなく、

「今あるものでどうにかできないか?」を考えることで乗り切れることも多いハズ!

 

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3. 「1案件の報酬でいつ回収できるか?」を目安にする

機材やサービスの費用が、

1案件分の報酬をもとにどれくらいの期間で回収できるかを考えてみましょう。

 

仮に案件単価が5万円で、新しいカメラが10万円なら、

「最低でも2案件で回収できる」という計算になりますよね。

これが半年〜1年かかるようなら、今すぐ必要なのかを再確認したほうがいいかもしれません…。

 

たとえば、

  • 新しいレンズ → 次の案件で単価が上がる見込みがあるか?
  • 有料ソフト → 使わない期間が続くなら更新を止められるか?
  • 編集用PC → 作業スピードが上がって案件数を増やせるか?

こうした「回収シミュレーション」をしておくと、

衝動買いが減るだけでなく、購入後の使い方もより戦略的になります!

 

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4. 「経費にできる=買っていい」ではない

経費にできるからといって、必ずしも買った方がお得というわけではありません!

経費はあくまで税金を減らすための仕組みであって、

支払ったお金が戻ってくるわけではないんです…。

 

たとえば10万円の経費を使っても、

税率20%なら実際に減る税金は2万円。

残りの8万円は自分のお財布から出ていっちゃうことに。

 

この感覚が抜けると、「どうせ経費だから」という気持ちで無駄な買い物をしやすくなります。

経費にする意味があるのは、その支出が確実に仕事の成果や効率アップにつながるとき!

 

たとえば、

  • 新しい機材で納期短縮や案件数アップが見込める
  • 講座やソフト導入でスキルが向上し、単価が上がる
  • 作品や配信のクオリティが上がり、ファンや依頼が増える

などなど。

 

逆に、成果につながらない支出は「節税のつもりが浪費」になりかねません。

経費化はゴールではなく、あくまで手段。買う前に「これで何が変わる?」と自分に聞いてみることが大切です。

 

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5. 欲しい物リストは「冷却期間」を置く

欲しい物が出てきても、どうしても今必要じゃないものであれば、

すぐ買わずに「欲しい物リスト」に入れて最低でも1週間寝かせるルールを作ってみましょう!

 

この「冷却期間」を置くことで、勢い任せの衝動買いをかなり防げます。

わたしもそうですが、欲しいと思った瞬間が一番感情が高ぶっていて、

時間が経つと客観的に判断しやすくなること、よくありますよね。

 

たとえば、こういう風に判断できるようになるかも👇

  • 月曜に見つけた最新ガジェット → 翌週までに本当に必要か気持ちが整理できる
  • セール品 → 「安いから」ではなく「必要だから」の基準で判断できる

 

さらに、リストにメモとして「買う理由」「使う場面」「回収の見込み」を一緒に書いておくと、

後から見返したときに冷静に判断できるハズ。

 

1週間経っても「やっぱり必要だ」と思えるなら、それは本当に価値のある投資かもしれません。

逆に、興味が薄れていたら、そのお金はもっと別の大事なことに使えるチャンス!

 

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Q&A:機材投資に関するあるあるなお悩み

Q. 必要かどうかの判断って、どうしても甘くなりませんか?

A. わたしも甘くなります!!

だからこそ第三者目線(友人・同業・税理士)に相談してみると客観的になれますよ。

 

Q. 経費にできるけど、資金繰りに不安があるときは?

A. 絶対に現金優先です!

経費にできてもキャッシュアウトは発生するので、資金繰りを最優先に考えましょう。

 

Q. 高額機材の分割購入ってあり?

A. ありですが、毎月の支払いが負担にならない範囲で考えましょう!

 

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まとめ │ 「経費になるから」じゃなく「今必要だから」で判断を

  • 買う理由を即答できない物は、すぐに買わないようにする
  • 今ある物で代用できるか、必ず一度考える
  • 経費にできても必要ないものかも。成果につながるかを基準に考える

賢くお金を使って、創作活動を加速させつつ資金残高を増やしていきましょう!

 

\ 経費の線引きに迷ったら /

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