こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
記帳代行や確定申告書作成のサービスをしていて、良かれと思ってこちらが自主的にやったことが実は別に求められていないということがたまにあります。(領収証の整理とか、細かい経費性の判定など)
それが原因でトラブルに発展したということは今のところないのですが、信頼関係を構築するうえで事前のコミュニケーションを疎かにしてはいけないなと痛感しています…!
そこで今回はお客様とのコミュニケーションエラーを防ぐために気をつけていきたいことを自戒も込めて書いていこうと思います。
相手が求めているサービスを正確に認識する
仕事をご依頼頂いたらお客様にヒアリングを行うわけですが、まずは「〇〇をしてほしい」という要望を伺ってお客様の求めるサービスについて意識合わせをしなくてはなりません。
当たり前のように聞こえる話ですが、税務顧問や会計コンサルなどオーダーメイドでお客様に合わせたサービス提供を行う場合には案外これが難しい…。
ソフトウェア開発業に携わっている方であれば、お客様と入念に打ち合わせしたうえで要件定義を行ったとしても、お客様のイメージと完成物が合致せずトラブルに発展するなんて経験があるのではないでしょうか。
(ソフトウェア業の受注損失引当金の要因あるあるですね。)
逆にいえば、この段階でお客様の要望を正確に汲み取ることができれば大きなトラブルに発展することを回避できるということでもあります。
コミュニケーションをしたうえで随時対応
実際に成約頂きサービス提供を行っているうちに、気になることがチラホラ出てきます。
冒頭に記載した領収証の整理や、経費性の判定などがまさにそうですね。
「この業界だったらこれも経費なのでは?」
「こういう風にまとめた方がお客様も見やすいのでは?」
こちらが勝手に良かれと思って処理しても、お客様に納得頂けるかは定かではありません。
特に経費性の判定については、税理士の意見が判断の指針になることはあっても、業務に関係のある支出かどうかはお客様しか分かりません。
領収証を日付通りに並べるにしても、昇順・降順のこだわりがあるかも知れません。
「税理士さんの方で勝手にやって頂いて問題ないですよー」と言われればある程度自由にやりますが、何でも税理士主導で対応して良いという訳ではないでしょう。
継続的にお客様とコミュニケーションを取れる場合であれば、お打ち合わせ時やチャット等で一度相談をしたうえで対応することがベターですね!
◆編集後記
ここしばらく夜は糖質制限をしているのですが、就寝時や寝起きに身体が重いと感じることが少なくなってきたように感じます。リングフィットももうすぐ一ヶ月継続になるので、このまま情けない脱ポッコリお腹を…!
Dマガジンを契約してから、新しい知識や世界に触れることへの抵抗が少なくなってきました。月額400円でこれだけ楽しめるのは良いですね!