こんにちは、公認会計士・税理士の三橋裕樹です!
趣味を増やしたい、
友達と遊びにいきたい、
ゲームをしたい、
温泉にいきたい、
やりたいことは人それぞれ。
でも、マジメな人ほど「落ち着いたら」とやりたいことを先延ばしにしてしまいます。
そして、その「落ち着いたら」は永遠に来ないと思った方が良いです。
頑張り屋であればあるほど評価されやすい
仕事や勉強は、ほとんどの人にとってやらなきゃいけないことですよね。
仕事が山積みになってる時は残業してでも、休日出勤してでも終わらせないといけませんし、
収入を上げたいときや、キャリアのステップアップをするのであれば勉強が欠かせません。
そのため、社会人になると意図せずとも仕事や勉強に多くの時間を割くことになります。
気付いたら寝るためだけに家に帰る生活になっていたとか、
休日も仕事や勉強のことばかり考えてしまうという人は私の周りにも少なくありません。
(私もそういうタイプです。)
そして困ったことに、まだまだ世間的には頑張り屋であればあるほど評価される風潮が根強くあり、このような生活をしている人ほど評価されやすい感覚があります。
「あいつは終電まで仕事ができるタフなやつだ!」とか、
「あの人は忙しいのに夜遅くまで勉強してる」とか、
未だによく聞きませんか?
で、そういう風に言われると本人もまんざらでもない気持ちになり、ますます拍車がかかるという…。
なので、マジメな人にとっては仕事や勉強を続けることってそこまで意識しなくてもできちゃうことなんです。
遊んだり休むほうが難しい
その一方で、遊んだり休むことは本当に難しいです。
疲労や効率といった話はいったん置いといて、遊ぶ時間があればその分仕事や勉強をした方が収入が上がり、より良いキャリアを歩めるかもしれません。
マジメな人は多少疲れてるくらいじゃ休みませんし、毎日の積み重ねが大きな違いを生むことも知っています。
それに加えて、頑張り屋であることを評価されていることになんだかんだプライドを持っています。
「あいつが休んでる間に俺は努力するんだ!」
こう思うようになってしまうと、
休むことや遊ぶことが「なんだかとっても悪いこと」のように思えてくるんですよね。
ある時ふと休むことが大事だと思い「今日はガッツリ好きなことして休もう!」と決めても、時間を持て余すとすぐ仕事や勉強に手を付けてしまう。
さらにひどいケースだと、休んだところで何もやりたいことがないから暇つぶしに仕事や勉強をやる、なんてことさえあります。
本気で仕事や勉強が趣味になっている人は本人が楽しんでいるのでそれまで悪いとは言いませんが、仕事と勉強に人生を支配されている生活はハッキリ言えば異常事態です。
多くの人にとっては誰かと遊んだり、やりたいことをやるという目的がまず先にあって、
仕事はそれを達成するために必要となる金銭を手に入れるための手段でしかありません。
このことを強く認識しないと数年後には「なんのために頑張ってるんだろう」とガス欠してしまいますので、
その前に自分の人生を取り戻すべく遊んだり、休んだりすることがとても大事です。
「落ち着いたら」じゃなく今
遊ぶことや休むことがために必要なのは、
「落ち着いたら」と先延ばしにすることをやめて、今行動することです。
友達やパートナーの力を借りて強制的に予定を作ってしまうのもアリなので、
忙しさを一旦置いといて今すぐ予定を入れるなり、遊びましょう。
マジメな人は自分の時間に空白が生まれそうに感じると無意識にでもTodoをつくります。
Aが落ち着いたらBが始まる、といった繰り返しで生きているので永遠に落ち着くタイミングなんてありません。
なので、何も考えずに自分がオフになれる時間を確保しましょう。
オフの時間を確保するとオンの時間を削減しなければならなくなりますが、時間が制限されればその分集中力と効率が強制的に上がります。
「絶対的な仕事の時間量が足りない!」という悩みも出てくるかも知れませんが、
そうしたらその仕事は自分がやるべき仕事じゃないというだけの話。転職なり独立しましょう。
自分の人生(そして命)の方がよほど大事です。
遊びや休息は冗談抜きにして自分という存在を守るために間違いなく必要なこと。
今すぐ行動して、一刻も早く自分の人生を歩みなおしましょう!
◆編集後記
今日は初めてとある環境下で仕事をしました。慣れない感じは終日ありましたが、マンネリ化を防ぐためには必要かも知れません。
自分の意図しないところで予定がチグハクは一日でしたが、やるべきことを一気に片付けられたので満足です!