こんにちは、三橋裕樹です!
お客様が記帳した仕訳を確認する機会が
増えてきました。
簿記って経理やってた人とかじゃないと
なかなか馴染みがないので、
仕訳内容を見ていると、
このクセはちょっと直した方が良いかもって思うことがあります。
今回はそんなお話を記事にしました。
雑費はなるべく使わない
まずは基本中の基本ですが、
雑費という勘定科目はなるべく使わないようにしましょう。
勘定科目が多少間違っていたところで
同じ費用なら経費の金額が変わるわけではありません。
ですが、他の勘定科目に比べて
雑費の金額が大きいとどういう印象を受けるでしょう?
「あれ、なんか他の科目に表示できない理由があるのかな?」
って怪しく感じますよね。
あまりに大きければ
税務署としても当然気になります。
雑費は言ってしまえば最後の切り札で、
他の科目がふさわしくない時に仕方なく使うもの。
使うとしても、あまり普段発生しない少額の取引で、
勘定科目を増やしたくないという時くらいに留めておきましょう。
消耗品費に何でもいれない
雑費と同じくらい何でも入れてしまいやすいのが消耗品費です。
文房具からはじまり、コピー代、
事務所備品、10万円を越えない設備など。
本当にピンからキリまでって感じなので、
仕事で使う安い買い物は消耗品費に入れとく気持ちも分かります…!
ただ、それが行き過ぎてしまうことも。
私が見た実例でいうと、
コンビニで買った買い物すべてを消耗品費に入れるとか、
本人も覚えてない支払いを消耗品費に入れるとか。
コンビニの例でいうと、文房具とお昼を一緒に買ったなら
原則として文房具しか経費に入れちゃダメです。
もしそのお昼代が会議費だという場合には、
あとあと説明で困らないためにも消耗品費と会議費に分けましょう。
そして、本人も覚えていないような支払いは、
内容の確認ができないわけですから経費に入れないほうが無難です。
たしかに消耗品費は他の勘定科目に比べて受け皿が広いですが、
ブラックボックス化しないように注意しましょうね!
勘定科目を自分で作るのも手
以前、こんな記事を書きました。
会計システムの機能を使って、
自分が分かりやすい勘定科目を作ってしまうというもの。
雑費や消耗品費に何でも入れてしまう理由は、
支出の内容に合う勘定科目が分からなかったりするからです。
であれば、自分が分かるような勘定科目を作ってしまえばいい話。
もちろん確定申告時にはちょっと注意が必要ですが、
雑費や消耗品費の中身がよく分からない状態になるよりマシです。
正しい記帳ができるように、
会計システムの機能をうまく使っていきましょう!
◆編集後記
今日はこれから初めてほうじ茶を作ってみます!
もともと緑茶が凄く好きなんですが、茶葉を焙煎すればできそうなのでやってみることに。
焙煎って、良いですよね。。。笑