売上1,000万円未満の個人事業主でも税理士との顧問契約をした方が良い理由!

税務関連

こんにちは!
クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

「いつ税理士と顧問契約するべき?」

ネットで調べてみると
売上が1,000万円を超えたときや
法人成りしたときが
税理士との契約タイミングと言われていますけど、

実際のところ正解ってありません…。

ただ個人的には
売上1,000万円未満の個人事業主でも
税理士との顧問契約はした方が良いと考えてます!

正しい記帳、申告をサポートしてくれる

まず分かりやすいのが
記帳と確定申告について!

売上が1,000万円を超えることで
2年後に消費税の申告、納税が必要になりますし

法人成りすることで
申告書作りがとても大変になります。

なので「いよいよ税理士に頼るか」
という決心がつきやすいタイミングではあるんですけど、

消費税や法人成り関係なしに
日々の仕訳が上手くいってない方がとっても多く…。

おかしな申告書だと
税務署の目にも付きやすくなるので

売上がいくらであっても
記帳代行・確定申告を依頼するなり
顧問の税理士に見てもらった方が安心です!

有利な税制、節税策を検討してくれる

「じゃあ確定申告プランで良いじゃん」
という話にもなるんですが

確定申告プランは
言ってしまえば作業を請け負うサービス!

顧問契約とは違って
相談を受け付けてないことが多いんですよね…。

もちろん有利な処理を選択するための申請や
有効な節税策の提案も期待できません。

クリエイター業はまさにそうですが、

「顧問契約をしてでも有利な制度を選択した方が
納税額を格段に安くできるのに…」

なんてこともあったりするので、

報酬額だけを見て
顧問契約を敬遠するのはちょっともったいないです…。

社会保険、年金、資産形成の話に乗ってくれる

そして顧問契約の場合は
事業の税金だけではなくて
社会保険、年金、資産形成の話にも乗ってくれます!

たとえばフリーランスとして
40年間国民年金を払い続けても
毎月65,000円しか年金をもらえません…。

(会社員の経験があるとその分上乗せ)

もちろんこの金額だけだと
老後破産してしまうので、

老後に備えた資産形成だったり
法人成りのスケジュールを考える必要があるわけですが、
確定申告プランではこういった相談はできず…。

スポット相談を利用することも
一つの手として考えられますけど、

日々の資金状況や
売上、経費の内容を見ていないと
有効なアドバイスをするのはなかなか難しいもので…。

(毎月捻出できる金額も分からないですしね)

毎月の顧問料はありますけど
将来のことを一緒に考えてくれる専門家は
個人事業主にこそ必要だと感じています!

税理士は記帳、申告屋じゃない

税理士のやってくれることって
なんだか分かりづらいかも知れませんが、

税理士は記帳、申告屋ではありません。
(そういう人もいますけど…)

ビジネスのことや税金だけでなく
将来に備えたお金の話もしてくれる
頼れるパートナーと考えたら

売上規模がいくらであっても
顧問契約をした方が良いと言う意味が分かるかと思います。

今後契約することを考えている方は
そういう点を含めて息の合いそうな税理士を探すようにしましょう!

 

◆新しいこと

あるお客様の社会保険料シミュレーション。