こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
独立開業することが正義とは思いませんが
「独立した方がさらに伸びるんじゃない?」と感じる人はいます。
(あくまで勝手な主観です)
でも実際に独立して
グングン稼ぎを伸ばしたとしても
売上だけで充実感を得られるかというと
そういう訳でもなくて…。
独立したからこそ管理することが増えますし
事業がうまくいかなった時の責任はすべて自分に向けられる。
私はお客様に恵まれてますけど
それでも責任の重さに強いストレスを感じて寝込んだりもします。
こういった「独立したからこそのストレス」って
独立すると誰しも経験するものだと思いますが
その「独立したからこそのストレス」を解消するための出費って
経費にできるんでしょうか….?
ストレス解消は事業との関連性がない
結論から話しますね!
ストレスを解消すること。
それ自体は事業との関連性がないので経費になりません!
「今回のPJでメンタル死んだから温泉行こ」
「ようやく大きな契約取れたからちょっと高い時計買おう」
「今まで尽くしてきたクライアントとの契約切れたから、傷心旅行へ…」
気持ちは分かります!
私だってそう思うときはあります!
考え始めたらキリがないくらい
お金を使うことの言い訳って簡単に思いつきますけど
こういう出費を経費として認めちゃったら
なんでも経費になっちゃいますよね…。
会社員だってストレスはある
振り返ってみると
会社員として働いてた頃も今と同じ、
いやそれ今以上のストレスがありました。
なので独立してから
ストレスの性質が変わるのは分かりますけど
「独立したストレスのせいでこんなに浪費癖が酷くなった!」
っていう主張は通らないでしょうね…。
(税務署的にも世間的にも…)
あくまで経費は「事業に必要な出費」という
シンプルな前提を忘れないようにしましょう…。