こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「SNSやポートフォリオも用意した。クラウドソーシングにも登録した。でも、最初の仕事がこない……」
駆け出しの個人事業主・クリエイターの方から、こういった相談をよく受けます。
今回は、そんな「最初の壁」を感じているクリエイターさんに向けて、
意識しておいてほしい3つのポイントを紹介します。
1. 「信頼」と「安心」が伝わってる?
どんなに実力があっても、
クライアントが感じるのはまず「この人に頼んでも大丈夫かな?」という不安です。
そこで大切なのは、「信頼」と「安心感」を伝える工夫!
たとえば、次のような項目が整っているか見直してみてください:
- プロフィールに顔や名前(または親しみのもてるキャラ・世界観)があるか
- 納品物の例や「過去にこういう作品を作りました」という実績があるか
- 報酬の目安や納期の目安が書かれていて、やりとりの流れもイメージしやすいか
- 「初心者にも分かりやすく説明します」など、受け手への配慮が見える言葉があるか
特に、まだ実績が少ない場合は「仮の依頼」を想定したデモ作品を掲載するのも効果的です。
「この人、ちゃんとやってくれそうだな」と思ってもらえる情報を1つずつ積み重ねていきましょう!
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2. 「誰に何を届けたいか」を絞る
最初のうちは「なんでもやります!」と言いたくなる気持ちも分かります。
でも、発注する側からすると「あなたに頼む理由」が見えにくくなってしまうんです。
たとえば、「パン屋さん」を開業しても、競合がめっちゃ多くて「他でもいいや」ってなりやすいですよね…。
でも、もし「ベーグル専門店」として売り出したら一気に注目が集まります。
なので、自分の対応できるスキルが多い時でも、
むしろ大事なのは、「私はこういう作品が得意です」「こういう人の役に立ちたいです」と、少しでも方向性を打ち出すこと。
たとえば、
- 「アイドル系VTuberの配信BGM制作が得意です」
- 「女性向け恋愛マンガのトーン貼りや仕上げがスムーズです」
- 「短納期でもクオリティを落とさないイラスト作成が強みです」
こうした“ちょっとした特化”が、「それ、探してた!」という人に響きやすくなります。
後からジャンルは広げられるので、まずはひとつ尖らせてみましょう!
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3. 「売り込み」よりも「共感」から始めよう
営業活動って、とっても大事です。
でも、いきなり「お仕事ください!」とメッセージを送ると、かえって引かれてしまうことも…。
自分が同じことをやられても、「うわぁ」って思いますよね。
なので、まずは相手の投稿にリアクションしたり、作品に対して感想を送ったり、
「この人、ちゃんと見てくれてるな」「信頼できそうな人だな」と思ってもらうのが先です!
共感をベースにした関係性ができれば、その後に仕事につながることも珍しくありません。
たとえば:
- 「この作品、すごく心に残りました」と自分の言葉で伝える
- 「似たテーマで描いたことがあるので、すごく共感しました!」と話しかけてみる
- 相手の活動を応援することで、自然と認知されていく
最初のうちは、少し打算的な気持ちがあっても仕方ないです。
でも、自分の感性に正直な反応をしていくことが、長く続けるためにも大事!
もちろんDMや対面営業が悪いわけではありません。
ただし、“関係性ゼロのまま一方的にお願い”はNG。「温度感」が伝わる工夫が大切です。
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まとめ │ 得意なことで、届けたい相手と信頼関係を構築していこう!
- まずは「安心して頼めそう」と思ってもらう工夫を
- ちょっとした強みを打ち出すだけで”選ばれる”確率が上がる
- 共感ベースで関係を築けば、自然とお仕事につながる
今は仕事がない状況でも、あなたが準備したものは、少しずつ誰かの目に触れています。
焦らなくて大丈夫。コツコツ続ける人が、最後は一番遠くまで行けます。
\ ポートフォリオや請求書、初めてのやりとりが不安なときは /
独立したての時こそ信頼できるパートナーが大事!
最初の一歩でつまずかないよう、クリエイター特化の税理士がやさしくサポートします!