こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
SNSでフォローしている税理士さんに、ちょっと質問してみたくなることってありませんか?
「○○って経費になりますか?」「この場合どう申告すれば…?」みたいな感じ。
でも実は、その“ちょっと聞く”が、あとあと思わぬリスクになることもあるんです。
今回は、気軽な質問がどうして危ないのか、クリエイター向けにわかりやすく解説します!
「一般論」と「あなたのケース」は違うかも
税金の話は、細かい条件や前提がめちゃくちゃ重要。
たとえば、「カフェ代は経費になる?」という質問でも…
- 誰と一緒だったのか
- どんな内容の打ち合わせだったのか
- その人との関係性(取引先か、友人か)
これらが変わるだけで、経費になる・ならないが分かれてしまいます。
とくにクリエイター業の場合、
一般的な取引よりもちょっと生活的・趣味的な要素の強い取引が混じりやすいですよね。
でもSNSでは、細かい状況をやり取りするのは難しいので、
「厳密に検討したら間違ってる回答」を受け取ってしまうリスクが高いんです…。
責任を取ってもらえないのが最大のリスク
SNSで答えてもらったとしても、その人が責任を取ってくれるわけではありません。
「○○さんが言ってたのに…」という言い訳は、税務署には通用しません。
専門家に依頼して報酬を支払ってないなら、
「最終的な判断はすべて自己責任」なんです。
自分を守るためにも、信頼できる税理士にはしっかり報酬を払って質問しましょう!
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こんなときは、SNSで聞くより税理士に個別相談しよう
一般的な話じゃなくて、具体的なお悩みは税理士に個別相談するのがおすすめ!
たとえば、こんなとき👇
- 「これは経費で落とせる?」と判断に迷っているとき
- 「確定申告の提出内容、これで大丈夫かな…」と不安なとき
- 「副業や収益が増えてきたけど、税金がわからない」
こうした場面では、ざっくりじゃなく、具体的な背景を共有してきちんと相談した方が安心です。
私もスポットでご相談をお受けする場合は、
お客様の個別事情をヒアリングしてから回答させていただくようにしています!
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じゃあ、どういう情報ならSNSで拾っても大丈夫?
もちろんSNSで得られる情報がすべてNGというわけではありません!
たとえば…
- 確定申告の期限や、制度の概要
- 帳簿のつけ方・ソフトの操作方法
- 「こんなミスに注意!」などの体験談
こうした汎用的で”自己判断が入りにくい”情報は、SNSでも学べることが多いです。
ほかにも、日々の会計登録や、領収証保管といった事務作業をラクにしてくれる情報は、
積極的にキャッチアップして取り入れていきましょう!
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Q&A|よくある質問
Q. SNSで「これは経費?」って聞いたら、税理士が怒ったりしますか?
A. 怒ったりはしませんが、スルーかお断りされる可能性があります….。
もし丁寧に対応をしてくれても、本音では「それは契約してから聞いてね…」と思っていることも。
失礼にならない距離感は大事ですよ!
Q. ちょっとだけ相談したい場合、契約しないとダメ?
A. スポット相談を受けている税理士も増えています!
「○○だけ聞きたいんですが…」というスタイルでもOKな場合もあるので問い合わせしてみるのがおすすめ!
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まとめ │ SNSでの”気軽な質問”にはリスクがたくさん!
- 税金の話は、前提が違うだけで結果が大きく変わる
- SNSでの回答は、責任を取ってもらえない
- 安心したいなら、ちゃんと相談料を払って聞くのが一番安全
「ちょっと聞いてみただけ」が、あとで大きなトラブルにつながることも。
自分と大切なお金を守るために、相談の仕方にも気を配っていきましょう!
\ 税金のことで「誰に聞けばいいか分からない」ときは /
「SNSで情報拾ってるけど、やっぱり不安…」
そんなお悩みがある方も、クリエイター専門の税理士が寄り添ってアドバンスします!