こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「帳簿って、やっぱり毎日つけなきゃダメなんですか?」
この質問、クリエイターさんからよく聞かれます。
答えを先に言うと、“毎日じゃなくても全然OK”です。
ただし、自分でやるなら“◯日以上放置は避けたい”という目安もあったり。
この記事では、会計ソフトへの登録が苦手なクリエイターさん向けに、
帳簿づけの「現実的な頻度」と「続けやすい方法」について、やさしく解説していきます!
毎日つける必要はない。でも“忘れすぎ”はNG
理想論でいえば、毎日つけるのがいちばんミスが少ないです。
でも、毎日記帳できる人って、実際は少数派。
最初は頑張ってても、毎日だと結局続かないって人も多いですよね。
ちなみに、帳簿付けのスパンと作業効率のバランスってこんな感じ👇
- 3日に1回 or 週2回 → 記憶も新鮮!スムーズにできる
- 月1回 → 結構ギリギリ、記憶が薄れる
- 2ヶ月以上放置 → 紙レシートの消失&内容不明リスク大
なので毎日は無理でも、できれば週に1~2回、
溜まったレシートを整理したり、会計ソフトに登録する習慣がつくと、自分もかなりラクになりますよ!
「ムリなく、でも遅れすぎない」が、帳簿の整え方のコツです。
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おすすめは「◯曜日に15分だけ」と決める方法
会計ソフトに取引を登録するのって、
気合いを入れて「1ヶ月分一気にやってやる」って思うほど面倒になるんですよね。
そこで私がおすすめしているのは、こんな方法👇
- 毎週水曜と日曜の夜、ごはん後に15分だけ
- 金曜の作業おわりに20分だけまとめて入力
などの曜日・時間帯のパターン化。
時間も短め、ルールもゆるめにしておくと、自然と続きやすくなりますよ!
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一気にやろうとしない。細切れでOK
「数週間分をまとめて記帳しよう」「今日一気に片付けよう」と思うと、
どうしても気が重くなって、後回しになるんですよね。
でも、帳簿付けって「全部終わらせなくても、途中で止めてOK」なんです。
たとえば、
- 今日はレシートだけ整理する
- 明日は売上データだけ入力する
- 来週はカードの明細をチェックする
こんな感じで、“細切れで進める”スタイルを許してあげると気がラクになりますよ。
完璧にやろうとするんじゃなく、一歩ずつ進めていくのが帳簿付けを継続させるコツです!
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Q&A:帳簿付けに関するあるあるなお悩み
Q. 忘れて2ヶ月分たまっちゃいました…もう手遅れ?
A. 手遅れではないです!
ただ、レシートの文字が消えてたり、記憶があいまいだったりするので、
「来月からは週1にしよう」と再スタートするきっかけにしましょう。
Q. 会計ソフトってやっぱり必要なんですか?
A. 会計ソフトを使えば、確定申告に向けた帳簿付けがしやすくなります!
会計freeeやマネーフォワードクラウドなら、専用アプリでレシートを撮影すればそのまま経費登録も可能!
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まとめ │ 帳簿は「マメさ」より「続けやすさ」が大事
- 帳簿は“毎日”じゃなくてもOK。週1〜2が現実的でおすすめ
- 曜日と時間を固定して、15分だけやるのが続けやすい
- 一気に終わらせようとせず、分けてやってOK
帳簿をサボった日があっても、大丈夫。
「もう無理かも…」と思うより、「ここから整えよう」って思えたら、それで十分です。