こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「本をよく読むので、Kindle Paperwhiteを買ったけど経費になりますか?」
「創作やネタ出しに本を読むことが多くて…機材として扱えますか?」
クリエイターさんのインプットを加速させる電子書籍リーダー、かなり大事ですよね!
この記事では、Kindle Paperwhiteなどの電子書籍リーダーが経費になるかどうかについて、
クリエイターさん向けにやさしく解説していきます!
基本の考え方は「仕事に必要だったか」
電子書籍リーダーを経費にできるかどうかは、
「その使い方が、売上に紐づく仕事のために必要あるか」がポイントになります!
- 資料や作品を読むために使っている → 経費にできる可能性あり
- 趣味目的で使っている→ 経費にはできない
そのため、Kindle Paperwhiteなども、基本的には経費になります!
たとえば、
- 作品づくりのヒントを得るために、ジャンル研究として関連書籍を読む
- 読んだ本の内容をもとに、noteやブログで発信・レビューをして収益を得ている
- トレンド分析や市場調査のためにビジネス書・業界書をチェック
- 構成やキャラ設定、セリフの参考としてライトノベルやマンガを読み込む
こういった使い方なら、電子書籍リーダーも「業務用のツール」として役立ってますよね!
わたしもKindle Paperwhiteを愛用してますけど、
iPadなどのタブレット端末に比べて軽量かつ目に優しいため、
移動中や寝る前のインプットにもかなりおすすめ!
「趣味」と見なされないために
読書って聞くと「仕事に必要そう」なイメージがありますが、
経費にできるのは、あくまで「仕事に必要と判断される書籍」のみです!
電子書籍リーダーのような本を読むことに特化した端末でも、
今はマンガやライトノベルも電子書籍で読める時代。
そのため、使い方によっては「娯楽として楽しんでいるだけでは?」と、
税務調査で疑われる可能性もあります。
具体的には、以下のような使い方は「仕事目的」とは説明しにくく、
経費にできない可能性があります👇
- 完全にプライベートな恋愛小説や料理本を読んでいる
- 電子書籍のライブラリに、仕事に関係しそうな書籍がない
- 読書内容をまったく仕事に反映させていない
仕事に活かせる書籍が多くても、
「本を読んでるからといって必ずしも経費になるわけではない」ことに注意しましょう!
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Kindle Unlimitedなどの読み放題サービスもOK?
電子書籍リーダーに関連する話で言うと、
たとえば、読み放題プランの「Kindle Unlimited(月額980円)」がありますよね。
実はこの利用料も、仕事に関係するインプットとして使っているのであれば、経費にできます!
たとえば👇
- 小説家が他作品の構成や文体の参考として読む
- イラストレーターがキャラ造形や世界観づくりのインスピレーション源として活用
- ブロガーやYouTuberがネタ探しやレビューのために読み込む
これらは「作品や発信のための資料」と言えるため、十分に業務関連支出になります。
もちろん読み放題だからこそ、仕事以外の書籍を読むこともあるかと思いますが、
あくまで仕事に関係する書籍を読む目的で利用してる場合には、経費にして問題ありません!
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Q&A:電子書籍リーダーに関するあるあるなお悩み
Q. Kindleで読んだ本をブログで紹介してる場合は経費になる?
A. はい、発信とつながっていれば、経費にできる可能性があります!
ただ、一度電子書籍を紹介したものの、それ以外はプライベートで使っている場合、
電子書籍リーダーの端末代全額を経費にするのは難しいです…。
Q. 漫画も読むけど創作や世界観の参考にしています。経費にできますか?
A. 制作・構想・資料のために端末を活用していれば経費にできます!
ただし、完全にプライベートで楽しむために買った電子書籍リーダーは経費にできません!
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まとめ │ 電子書籍リーダーも「仕事用」なら経費にできる
- 発信や制作に活かす目的なら、端末も読み放題サービス料も経費にできる
- 読書は仕事に活きることが多いけど、なんでも経費になるわけじゃない
- Kindle Paperwhiteは個人的にかなりおすすめ!
電子書籍リーダー、仕事にしっかり有効活用して経費にしましょう!