こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です。
「iCloudの2TBプランに入ってるけど、これって経費にできるの?」
「Googleドライブの有料課金、個人用だけど仕事にも使ってて…」
「クラウドストレージ代って、どこまで経費にできるの?」
そんなお悩みを持つクリエイターさんもいますよね!
そこで、この記事では、iCloudやGoogleドライブなどの容量アップ課金が経費になるかについて、
クリエイターさん向けにやさしく整理していきます!
まず基本は「仕事として使ってるか」が大前提
前提として、経費になるかどうかは、
その出費が売上を上げるために必要だったかどうかで決まります!
- 仕事用のパックアップに使っている → 経費にできる可能性あり
- 完全にプライベートの写真、動画保存に使っている → 経費にできない
つまり、以下のようなケースでは経費になる余地あり!
- 作品データをクラウドに保存して、バックアップや共有に使っている
- クライアントへの納品ファイルをドライブで送っている
- 制作チームやコラボ相手とクラウドでやり取りしている
仕事に関するデータをクラウドで管理しているなら、その容量拡張も必要経費として考えられます。
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「個人アカウント」でも業務使用が明確なら経費にできる
「でも、アカウントは完全に自分個人の名義なんですけど…」
こういったご相談、実はとっても多いです。
たしかに、「法人アカウント」や「仕事専用の別アカウント」を用意していれば、
よりわかりやすいのは事実。
でも、フリーランスや個人事業主として活動している方の多くは、
iCloudやGoogleドライブを個人名義のまま使っている人も少なくないと思うんです。
そして安心してほしいのが、
「名義」よりも「使用目的・実態」のほうが、経費の判断をするうえではずっと大事だということ。
たとえば、
- 仕事用のフォルダを明確に分けて整理している
- クライアントとのやり取りファイルや納品データをメインで使っている
- 家族写真などのプライベート用途ときちんと切り分けている
こんな感じで、実際に「仕事のために使っている」状況があるなら、
個人アカウントでも経費として認められます。
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プライベートでも利用している場合は「家事按分(かじあんぶん)」
とはいえ、クラウドストレージって、
完全に仕事だけで使ってるわけじゃないことも多いですよね。
たとえば、
- iPhoneのバックアップとして、家族や趣味の写真も保存している
- Googleドライブにプライベートの書類や旅行の写真も入っている
- iCloudを家族みんなで共用していて、自分の仕事データはその一部
こういった「仕事と私用が混在している支出」は、全額を経費にするのは基本NG。
その代わりに家事按分(かじあんぶん)」という方法を使うことで、
支払った金額のうち業務に使った割合だけを経費にするという処理をすることができます。
具体的には、こんな感じ👇
- 保存しているファイルのうち、6割が仕事用 → 60%を経費に
このように、使用頻度やファイルの中身から、現実的な割合をざっくり見積もるのがポイント。
按分割合の決め方に厳密なルールはありませんが、
- 「ファイル構成のざっくり割合」
- 「業務での利用頻度」
- 「いつ・どんな目的で使っているか」
といったポイントを、自分なりに整理しておくと割合も決めやすくなりますよ!
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Q&A:クラウドストレージに関するあるあるなお悩み
Q. 100%仕事用にしてるGoogleドライブなら、全額経費にして大丈夫?
A. はい、使用内容が明確で、プライベートで利用してなければ全額経費にして大丈夫です!
また、使用容量のうち、仕事用のデータで9割合以上占めているような場合も、
実務上は全額経費にして問題ないものと考えます。
Q. Dropboxなど、他のクラウドサービスでも同じ扱い?
A. 同じ扱いです!
仕事のために利用しているのであれば、どのクラウドストレージでも問題ありません。
まとめ │ クラウドストレージも「仕事目的」があれば経費OK!
- クラウドストレージの容量アップ課金は、仕事で使っていれば経費になる
- 仕事専用のアカウントじゃなくても、仕事での使用実態があれば経費にしてOK
- プライベートでも利用する場合には、家事按分により一部を経費に