こんにちは、三橋裕樹です!
「税理士は簡単に変えられない」
「税理士の変更コストは高い」
以前、こういった話を耳にしたことがあります。
これってどこまで本当なんでしょう?
税理士はいつだって変えていい
さっそく結論ですが、
税理士はいつだって変えていいと思っています。
私の事務所も半数くらいのお客様が他の税理士事務所からの乗換です。
顧問契約を結ぶと長いお付き合いになるイメージがありますが
主役はあくまで
納税者であるお客様。
なので、契約を変更したくなったら、
まずは遠慮なく既存の税理士先生に相談してみることをオススメします!
そこで支払っている報酬と提供を受けているサービスに
乖離があるということを話せば、
「じゃあこういう契約に変えましょうか」
という話になるかも知れませんし、
自分がやってほしいと思う業務があれば、
それを伝えることで「来月からやりますね」という話になるかも知れません。
そこでお互いの主張が合わないなら、
モヤモヤするだけなので、契約変更するのが双方にとってベストでしょう。
年度内での契約解除の場合に違約金が発生することもありますが、
モヤモヤしながら毎月お金を払うことに比べたら安いモノです。
(信頼関係が崩れているならなおさらです)
前任の事務所から回収漏れはないように
税理士を変更する場合は、
前任の事務所から資料の回収漏れがないようにしましょう!
バッと思いつくだけで以下のものがあります。
-
- 総勘定元帳
- 仕訳帳
- 決算書一式
- 申告書一式
- 領収証等の束
- 預金通帳やカードの利用明細
- 売上請求書
- 登記簿
- 届出書関係
毎期確定申告が終わるごとに返却、共有してもらえるとは思いますが、
昔馴染みの税理士先生に預けっぱなしということもありえます。
また、前任の税理士事務所から指定されて使っている会計ソフト等は、
新任の税理士事務所が決まり、そこのGoサインが出るまでは残しておくようにしましょう。
「よく分からないけどお金払いたくないし解約しよう!」
気持ちは分かりますが。。。
十分なバックアップや引継ぎを終えてない状態で
会計ソフトまで解約してしまうと、
過年度のデータを参照できなくなってしまい業務に支障をきたします…。
また、今使っているソフトがあるなら
そのまま使おうという事務所も多いので、勇み足にならないように気を付けましょう!
安さだけでコロコロ契約変更するのはNG
ネットを探せば
格安の報酬で請け負う税理士事務所っていっぱい出てきますが、
安さだけを見て契約をコロコロ変えるのはオススメしません。
どれだけ安くしても、
品質を保つためには下限ってものがあります。
資金繰り分析、合理的な節税、経費性の判断、
こういったことを抜きにして
記帳、申告だけをやれば良いということであれば
格安でも対応できるかも知れませんが、
はたしてそれが事業主のタメになるかといったらちょっと疑問ですよね。
あくまでも自分との相性や求めるサービスに応じて、
税理士選びをするようにしましょう!
◆編集後記
またまた愛犬の散歩コース開拓!
今日初めて通った道が思わぬ形で以前開拓したコースと繋がっていて、ちょっぴり感動しました。