こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「赤字が続いたけど、思ったほどお金は減ってない…」
そんな疑問を感じたこと、ありませんか?
それ、実は“キャッシュフローのズレ”かもしれません。
赤字に見えても、実際はそんなに焦らなくていいケースって、けっこう多いんです。
この記事では、クリエイターさんが知っておきたい「キャッシュフロー」の考え方を、
やさしく解説していきます!
キャッシュフローってなに?
キャッシュフローっていうのは、
カンタンにいうと「お金の出入りのタイミング」です!
たとえば…
- 売上が発生しても、入金は翌月や翌々月
- 外注費や機材代など、支出は先に発生
- 固定資産を一括で買ったけど、その年経費にできるのは一部
こういう「時間差」があると、帳簿上は黒字でも、手元のお金が足りないってことが起きます。
つまり、「お金が残ってるかどうか」は
利益よりも“キャッシュフロー”に左右されるんです!
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赤字=ヤバい、とは限らない
ある月の損益を見て、赤字が出てたり、一気にお金の支払いがあると不安になりますよね…!
でも、その赤字や支出が「一時的なもの」だったら、そこまで深刻じゃないことも。
たとえば…
- 経費をカードで払ったけど、先に売上の入金がある月
- 過去に一括で購入した固定資産の減価償却費が計上された月
こういう月は、お金が出て行ってないのに経費が増えるので、
実際はキャッシュフローに悪い影響を与えないってことがあります。
また、
- 年間契約のサブスクを一括払いした月
- 税金や社会保険料をまとめて払った月
こういう月は「イレギュラー」で、毎月同額の支払いが発生するわけじゃないので、
あらかじめその分のお金を貯めておけば、毎月のキャッシュフローに影響を与えません。
なので、一時的に赤字になったり、まとまってお金が出て行っても、
「もう事業としてダメ?」って焦る必要がないんです!
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お金の不安は「見える化」で軽くなる
キャッシュフローの管理って、なんか大変そうに思っちゃいますけど、
むずかしく考えなくてOK!
ざっくりでいいので、次の3つだけ意識してみてください👇
- 今後の入金予定(売上が入るタイミング)
- 毎月の固定費・変動費(支出のベース)
- 数ヶ月先のイベントや大きな支出(出費のピーク)
この3つをなんとなく把握しておくだけでも、
「今月ちょっと赤字になるけど、お金は大丈夫」って冷静に判断しやすくなります!
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数字がニガテなら、まずはざっくりでOK!
「キャッシュフローとか、数字見るの苦手…」って思ってるクリエイターさんも多いと思います。
でもむしろ、そういう人こそ、ざっくりでも見える化しておくのが大事!
ギッチギチに管理しようとせずに、まずはこんな感じでOK👇
- 手帳に振込予定日を書いておく
- 固定費だけ月イチでチェックする
- 大きな出費がありそうな月を前もって確認
たったこれだけなのに、数字に強くなくても、“お金が足りなくなる前に気づける”ようになります!
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Q&A:キャッシュフローに関するあるあるなお悩み
Q. どのタイミングで見直せばいい?
A. 理想は「毎月1回」ですが、忙しいときは2〜3ヶ月に一度でもOK!
収支のバランスや残高がちょっと不安だな、と思ったときが見直しのタイミングです。
Q. キャッシュフローの管理って何でやるのがいい?
A. ExcelやGoogleスプレッドシートがシンプルでおすすめ!
ざっくり把握するなら、手帳やメモアプリでもOK。
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まとめ │ キャッシュフローが見えると、赤字でも焦らなくなる
- 赤字=即アウトではなく、「一時的なズレ」なことも多い
- ざっくりでもいいから、お金の出入りを見える化しておこう
- キャッシュフローが見えると、不安より「安心」が増えていく
お金の流れがわかってくると、毎月の不安がぐっと軽くなりますよ!
\ キャッシュフローの見直し、ひとりで悩んでませんか? /
「今月も赤字かも…」「なんとなくお金の管理が不安」
そんなときは、クリエイター特化の税理士がやさしくサポートします!