こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「これ、自己投資になるよね?」
「浪費かもしれないけど、気持ちが上がる…」
そんなふうに、お金の使い方で迷う瞬間ってありませんか?
とくにクリエイターさんの場合、表現や感性に関わる買い物は、
仕事に使うかプライベートの満足かがあいまいになりやすいもの。
この記事では、「浪費か投資か」を考える前に立ち止まりたい「目的」という視点について、
クリエイターさん向けにやさしくお話していきます!
「浪費か投資か」に正解はない
まず、お金の使い方ってこんな3分類に分かれると言われてます👇
- 消費:生活の維持に必要な支出(食費・家賃など)
- 浪費:満足や快楽が目的。瞬間的な欲求で使うお金
- 投資:将来につながるための支出。成長や回収が前提
でも実際には、この線引きってすごく主観的ですよね。
たとえば、
- ハイブランドの洋服 → 仕事での見た目の自信につながるかも
- カメラ → (趣味にも使えるけど)撮影技術を上げる練習になる
- 旅行や体験 → 作品のテーマづくりや視野が広がるかも
誰かにとっての「浪費」も、自分にとっては「必要なきっかけ」だったりします。
◆おすすめ記事


「目的フィルター」を通して考えてみよう
「これは投資?浪費?」と悩んだら、「目的」を見てみるのがおすすめです!
たとえば、こんなこと👇
- これを買ったことで、自分はどうなりたい?
- 何に使う予定?どんな場面を想像してる?
- それが達成されたら、気持ちはどうなる?
この問いかけをしてみると、
「気持ちを上げたいから買う」ことも立派な目的になるんです。
無駄かどうかを決めるのは、「価格」じゃなく「目的」。
目的がはっきりしているお金の使い方は、後悔につながりにくくなりますよ!
◆おすすめ記事


見落としがちな「回収できない投資」の罠
逆に、「投資だから…」とか、「節税になるから…」と、
無理に使ってしまうケースも注意が必要です!
たとえば、こんなケース👇
- 高額な講座や機材を買って「持ってるだけ」で安心している
- 他人の成功パターンをマネして、自分に合わない使い方をしてしまう
- 「とにかく自己投資しなきゃ」と焦っている
これらは、「投資」という言葉でカバーしているけれど、
「目的」があいまいになっていて、結果的に浪費になる可能性が高いです。
お金を使う前に、「今の自分にとって本当に必要?」と、ほんの少し立ち止まることで
「使ってよかった」につながる出費が増えていきます。
◆おすすめ記事


お金の使い方で「後悔しにくい」判断のコツ
もちろん唯一絶対の正解なんてありませんが、
完全に正解を出すのはむずかしくても、「後悔しにくい」判断軸はあります。
たとえば、こんな視点で考えてみるといいかもしれません👇
- 買ったあとの自分の姿が想像できるか?
- 「なくても生きていけるけど、あると嬉しい」と思えるか?
- 「今の自分」じゃなく「未来の自分」が納得しそうか?
どれかにピンとくるなら、そのお買い物はしてもOK!
逆に、もしこういう場合、
- 「なんとなく」でカートに入れたまま
- 「買わなきゃ損」的な言葉に流されてる
- あまり必要なくても「経費になるから」買う
一度寝かせてみると気持ちが冷めて、後悔せずに済むかもしれません。
◆おすすめ記事

Q&A:お金の使い方に関するあるあるなお悩み
Q. 人から「それって無駄じゃない?」って言われたら?
A. その人の価値観と、あなたの価値観は別物!
目的が自分の中でハッキリしているなら、自分にとって意味のあるお金の使い方として大切にしてOK!
Q. 何も考えずに使いたいときもある…
A. もちろんありますよね。
そのときは、自由に使っていい予算を事前に決めておくのがおすすめです!
◆おすすめ記事

まとめ │ 「目的があるお金の使い方」は、クリエイターの味方になる
- 浪費か投資かは「目的」で決まる
- 後悔しにくいお金の使い方は、自分の意図があるかどうか
- 他人の視点より、自分にとっての意味があるかを大事に
お金を使うときも、自分の納得感を大事にしましょうね!
\ 自己投資のバランス、いっしょに整えてみませんか? /
機材・講座・サブスク・美容など、
クリエイターさんの出費は判断がむずかしいものも多いですよね。
そんなときは、クリエイター特化の税理士がやさしくサポートします!