こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
「アクアリウムを撮影や発信に使ってるんだけど、経費として認められるのかな…」
「熱帯魚や水槽用品も配信活動に活かしてたら経費になる?」
そんなお悩みを持つクリエイターさん、少なくないと思います!
この記事では、そんなアクアリウム用品と熱帯魚の経費判断について
クリエイターさん向けにやさしく解説していきます!
原則として「仕事に使っていれば経費にできる」
税務上、経費になるかどうかのポイントは、
その支出が、売上を得るために必要あるかどうか!
- 創作や制作の資料・参考として活用 → 経費にできる余地あり
- 完全にプライベートで楽しむだけ → 経費にはできない
アクアリウムはたしかに「趣味」と思われがちですが、
作品づくり・配信・発信などの一部として使っているのであれば、経費にできる可能性も!
たとえば👇
- 熱帯魚や水草をモチーフにしたイラストや漫画を制作している
- アクアリウムの楽しみ方をコンテンツとして発信している
- 熱帯魚の飼育方法を専門的なコンテンツとして発信している
このように「創作や発信との明確な関係性」がある場合は、
アクアリウム用品・熱帯魚も「売上に紐づく支出」として認められやすくなります。
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経費にしにくいケース
もちろん、すべてのアクアリウムが経費になるわけではありません。
特に、以下のようなケースでは経費にしない方が無難です👇
- 単純に癒し目的・趣味として自宅で楽しんでいる
- まったく発信・作品に活かしていない
- 記録や証拠がなく、「なんとなく仕事に役立ってる」だけ
こうした場合は、「私的な楽しみ」「生活の一部」と判断されやすく
経費として処理していた場合は、税務調査で否認される可能性が高いです…。
でも逆にいえば、
- 定期的に作品に登場している
- Youtubeやブログなどでアクアリウム専門の発信をしている
- 帳簿や制作記録に「どう使ったか」が残っている
このように収益とのつながりが明確であれば、
「ちゃんと仕事に使っているもの」として説明しやすくなります!
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経費にしたいなら「こう使ってます」を記録に残す
基本的にアクアリウムは「趣味として楽しむもの」なので、
「仕事で使ってます」と言葉で説明しても、簡単には経費として認められにくいです。
だからこそ、「仕事との関係性が客観的に分かる」記録を残しておくことが、とても重要!
たとえば、こういった証拠を残しておきましょう👇
- 漫画やイラストに、実際に自分の水槽を参考にした表現がある
- 動画やSNSで「うちの水槽紹介」「水草の入れ替え」など定期的に発信している
- 熱帯魚育成専門のYoutubeチャンネルやブログがあって、定期的に投稿している
- 帳簿に「撮影用セット」「作品の参考資料」と明確に記載している
- 設置写真や、設置場所のスクショを保存しておく
当たり前ですが、「なんでも経費に入れてるんじゃない?」と疑われないよう、
資料やコンテンツに関係のない出費は経費から除外するようにしましょうね!
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Q&A:アクアリウムに関するあるあるなお悩み
Q. 魚や水草そのものも経費にできるの?
A. はい、経費にできます!
生体・植物であっても、「仕事の一部として活用している」なら、「消耗品費」として処理しましょう!
Q. 水槽用のライト・フィルター・掃除道具などは?
A. コンテンツ制作のために必要な場合は周辺機器も経費対象になります!
ただし、無関係な出費も経費に混ぜ込まないようにしましょう!
まとめ │ アクアリウムも「仕事用」なら経費になる
- 発信や作品づくりの一部として使っていれば、アクアリウムも経費にできる可能性あり
- 完全趣味目的で楽しむアクアリウム用品・熱帯魚は経費として認められない
- 証拠となる記録・投稿・帳簿メモを残しておくと税務調査でも説明しやすい
趣味と仕事をきちんと線引きして、仕事に関係する出費は経費に入れましょう!