こんにちは!
公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!
SNSやYouTubeを見ていると、
同じクリエイター仲間の「成功体験」が目に入ってくること、多いですよね。
「SNS運用はじめて少ししか経ってないのに、フォロワー1万人突破してる…」
「展示会ほどんと参加してないのに、グッズ完売してるっぽい…」
他人の成功が刺激になることもあるけれど、
比べすぎて落ち込んだり、焦って方向性を見失ったりする人も多いと思うんです。
そこでこの記事では、他人の成功体験に飲まれないライバル観察の距離感について、
クリエイターさん向けにやさしく整理してみました!
成功体験は「参考資料」くらいの距離感で見る
まず大事なのは、成功体験は「コピーできる再現性のある教材」ではなく、
「単なるひとつの参考資料」と考えること。
なぜなら、置かれてる環境・今までの背景・資金力・成功のタイミングは人それぞれだからです。
たとえば、
- 同じイラストでも、ファン層や発信場所が違えば反応は変わる
- 音楽、配信活動も、同じ曲でも拡散のきっかけは偶然や運も大きい
- 収益化のルートも、人によって「広告」「ファン課金」「受託」と多様
- 事業を始めたときの軍資金も人によって全然違う
こんな感じで、自分と同じ状況といえる人って基本的にいませんよね。
さらに言えば、「たまたま時代の流れに合っていた」とか、
「運営チームやインフルエンサーが裏でサポートしていた」など、
外から見えない要因もたくさんあったりします。
表面的に見える成果だけを真似しても、同じ結果にはつながりません。
だからこそ「こういうやり方もあるんだな」と少し冷静に距離を保ちながら、
自分の活動にも参考になる部分だけを取り入れるようにしましょう。
具体的には、
- 「自分の活動に取り入れられる部分はある?」
- 「今の自分のやり方を強化できるヒントにならない?」
- 「逆にどんな失敗をしていた?」
こういう視点で観察してみると、学べることもきっと増えますよ!
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他人の強みをメモに残すと、成長につながるきっかけになる
さらにおすすめなことを紹介すると、他人の強みをメモに残すことで、
自分に何が足りないのか整理がしやすくなり、成長につながるきっかけになります。
たとえば、
- 「〇〇さんは発信の頻度が高い」
- 「△△さんは作品紹介の見せ方が上手」
- 「自分にも取り入れられそう:配色の工夫」
こうして記録しておけば、「その強みを自分が手に入れるためには、何を学ぶべきなんだろう」と、
知識・スキルの吸収に活かすことできますよね。
ついやりがちなのが、頭の中で「あの人は発信がうまいなぁ」とだけ考えて終わること。
わたしもそうでしたが、ぼんやりと考えるだけでは成長につながらないですし、
どこかに記録を残しておかないと次の日には記憶から完全に消えてしまいます。
だからこそ、どんな媒体であってもいいので、
成長するためのタネとして、メモを残す習慣をつけるようにしましょう!
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疲れたときにSNSで観察の距離感を守る方法
ここまでかなり前向きな内容を書いてきましたが、
実際のところ、「人の成果を見て落ち込む時間」のほうが多いですよね。
とくに1日作業をしたあとの疲れてるタイミングだったり、
「この先やっていけるのかな…」と弱気になってるときは、
他人の成功を目にすると、自分の存在意義が揺らいでしまうような感覚になることもあると思います。
そんなときに、できる工夫はとってもシンプル👇
- 通知オフ:SNSの通知をオフにすることで、「見なきゃ」と思うタイミングを減らす
- ミュートを活用:「今の自分には眩しい」人は、ミュートで視界から消す(おすすめ)
- フォロー整理:刺激が強すぎるアカウントは一時的に距離を置く(最終手段)
- 薄目でTLを眺める:目的の情報以外はなるべく認識しないで済むように視界をぼかす
これらは誰でも知ってるような方法ですが、
まじめなクリエイターさんほど、「受け取る自分の問題だし…」と、
そのままにしてしまうことが少なくありません。
自分を守れるのは自分だけなので、
誰にも遠慮することなく、自分のメンタルを守るための手段は積極的に取るようにしましょう!
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Q&A:ライバル観察に関するあるあるなお悩み
Q. 成功体験を見ると、焦ってすぐ新しいことに手を出してしまいます
A. 気持ちはすごくわかります!
そんなときは、まず自分に足りないと思うことをメモに残したうえで、
ほかのスキル・学習・習慣と比較しても「今やるべきかどうか」を考えるようにしましょう。
Q. 他人の発信を一切見ない方がいい?
A. 気持ちに余裕がないときは遮断するのも一つの手です!
ただ、完全に見ないとトレンドや学びを逃すこともあるので、うまく付き合いましょう。
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まとめ │ 成功体験は参考資料。学べる部分だけ学ぼう
- 成功体験は再現性のある教材ではなく、「ひとつの参考資料」として受け取る
- 他人の強みをメモに残して整理すると、自分の成長のきっかけになる
- 自分の気持ちに余裕がないときは、SNSからはなれるのも大事