【クリエイター向け】SNS運用コンサルや管理ツールは経費になる?

クリエイターの税金・申告関係
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こんにちは!

公認会計士・クリエイター特化税理士の三橋裕樹です!

 

SNSをうまく活用することで認知度を大きく上昇し、

お仕事の獲得につなげていくクリエイターさんが珍しくありませんよね。

 

「SNS運用コンサルを受けて発信力を強化したいけど、経費にしていいの?」

「InstagramやXの管理ツールを導入したけど、経費になるの?」

こういった疑問を持っているクリエイターさんも少なくないハズ。

 

そこでこの記事では、SNS運用にかかる費用の経費判断について、

クリエイターさん向けにやさしく整理してみました!

 

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基本は「仕事のためかどうか」

大前提として、経費になるかどうかは、

その出費が売上を上げるための事業活動に必要だったかどうかで決まります。

  • 業務用のアカウントを運用効率を高めるため → 経費になる
  • プライベートや趣味アカウントの認知度を高めるため → 経費にはできない

 

つまり、お仕事の情報や作品の発信だったり、

ファン獲得のために運用しているSNSを伸ばすための投資は経費にしてOK。

 

たとえば、

  • イラストレーターさんがInstagramで作品を発信 → 依頼につながる
  • 作曲家がYouTubeで楽曲やMVを公開 → 案件やファン獲得に活かす
  • 動画クリエイターさんがInstagramで編集ノウハウを発信 → スクールやコンサル案件につなげる

こういった目的でSNSを使用している場合に導入する管理ツールや運用コンサルは、

仕事につなげる営業活動の一環で必要なものとして経費に認められやすいです。

 

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運用コンサルタントとのやり取りはスクショやメモに残す

SNS運用コンサルの費用を経費に入れる場合には、

「どういうやり取りをしているか」がわかるようにスクショやメモを残しておくようにしましょう。

 

管理ツールであれば管理画面にログインすることで、

仕事でどのように活かしているかが一目瞭然ですが、

コンサルタントのサービスは人によって千差万別。

 

「SNS運用のために使っている」つもりであっても、

精神面を支えるメンターとしてのサービス提供を受けてるような場合は経費にできない可能性もあるので、

仕事とのつながりを示せるようにしておくことが大事です。

 

そのため、「SNS運用に活かしている」ことがわかる実績として、

  • コンサルタントの方から共有を受けた分析データや改善提案のファイル
  • 相談内容のわかるスクショ
  • コンサルを受けたことで改善した実績のメモ

こういった客観的な証拠を残しておくと、口頭だけでの説明より客観性が強くなります。

 

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数字も大事だけど、誰に届けたいかがもっと大事

SNSに限らず、note、Youtube、ブログ、などなど、

どうしてもフォロワー数、スキ、再生回数、PVといった「数字の伸び」に目が行ってしまいますよね。

そして、数字が伸びないときは不安になって色々な解決方法を考えてしまいがち。

 

もちろん数字は大事です。

再生数やフォロワーが多ければ案件の話が増えることもあるし、

数字が伸びれば収益アップの可能性もグッと高まります。

 

でも、本当に大切なのは「その数字の先に、誰がいるか」だと思うんです。

  • 自分の作品を長く応援してくれるファンに届いているか
  • 仕事の依頼につながる人にちゃんと見てもらえているか
  • 自分の価値観や発信を共感してくれる仲間に届いているか

 

たとえフォロワーが500人でも、

そのうち50人が熱心に作品を見てくれて、そこから仕事の依頼が数件来るなら、

それだけで「運用方法は間違ってなかった」と言えますよね。

 

SNS運用コンサルや管理ツールにお金をどんどん投資していくのも一つの選択肢ですが、

「自分らしく運用していく」ことも、それがいつかひとつの武器になるかも知れませんよ。

 

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Q&A:運用コンサル、管理ツールに関するあるあるなお悩み

Q. 高額なコンサル費用でも経費にできる?

A. はい!仕事とのつながりが明確であれば経費にできます!

ただ、自己啓発系やメンタルケア系の出費は経費にできないので、線引きをしっかりしましょう。

 

Q. 複数の管理ツールを利用してても全部経費にできる?

A. いずれも仕事のために使っているものであれば経費にできます!

それぞれのツールの用途を説明できるようにしておくと安心です。

 

まとめ │ SNS運用費用も、仕事のためなら経費にできる

  • SNS運用コンサルや管理ツールは、発信が仕事に直結するなら経費にできる
  • コンサルのサービス内容は曖昧になりやすいので、仕事とのつながりを示せるようにしておく
  • 数字を伸ばすことも大事だけど、届けたい人に届けるのが一番大事

 

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